社会福祉士や精神保健福祉士はソーシャルワーカーと呼ばれています。 私は精神保健福祉士となってから4年目になります。 資格取得後、老健(介護保険の介護老人保健施設)に支援相談員として勤務しました。 その後、障害福祉サービスの就労継続支援B型、同じ法人の地域活動支援センター(精神)へ転職し、現在に至っております。 老健では、社会福祉士たちと一緒に仕事をしていました。 私のキャリアはまだまだ少ないですが、わかる範囲内でお答えします。 まず、社会福祉士。業務範囲はとても広いです。 ●老人福祉 ●児童福祉 ●障害者福祉(精神・身体・知的全てを守備範囲としています) ●母子・寡婦福祉 など幅広い分野で活躍しています。 業務内容としては、 ●介護保険の対応(契約受付) ●介護保険のサービス利用計画書の作成(ケアマネジャーの仕事ですが、社会福祉士かつケアマネージャーの資格を持ってい る人が多いです。) ●相談支援 ●就労支援(ハローワークと連携をとり、就労へ結びつける/ジョブコーチとしての職場定着支援) ●生活保護の申請支援 ●成年後見人制度の利用支援 ●福祉サービスの利用支援(福祉施設を利用するにあたっては事業所との契約が必要となりますが、障害者や認知症の方など 契約行為が困難な方の支援を行います) ●上記のような障害者や認知症老人のための金銭管理 ●その他いろいろありますが、アパート探しや役所への同行等、様々な社会生活上の支援や相談を行います。 次に精神保健福祉士。 基本的には社会福祉士と同様なソーシャルワークを行いますが、精神障害者に特化した仕事をします。 就労継続支援B型事業所では、以下のような仕事をしていました。 1.ケアマネジメント インテーク(受理面接)→アセスメント(事前評価)→個別支援計画書の作成→介入(支援)→モニタリング→評価→集結若しくは再度のアセスメント、といった流れになります。 2.作業のお手伝いや指導 私が勤めていたところでは、内職作業、ポスティング、老人デイサービスでの皿洗いをやっていました。 3.就労支援 就労支援センターやハローワークと連携して利用者を就労へと結びつけていきました。 4.年金の受給支援 年金事務所や市役所の国保年金課へ同行し障害年金申請のお手伝いをしたり、就労・生活状況申し立て書の代筆をしたり、場合によっては病院への同行もしました。 次に、現在勤めている地域活動支援センターでの業務内容を述べます。 業務内容は就労継続支援B型の事業所とほとんど同じです。 ただし、基本的には上記2の作業のお手伝いや指導はしません。 その代わり、生産活動や創作活動・レクレーションに重きを おいています。具体的には、ミーティング、料理教室、座談会、SST、遠足などをしています。 ざっと述べると以上のようになります。
2人が参考になると回答しました
既述のご回答のとおりですので参考まで。 ごく簡単にいえばソーシャルワーカーの精神保健に特化した資格が精神保健福祉士さんと思ってよいのでは。 日本社会福祉士会HPはこちら http://www.jacsw.or.jp/01_csw/04_cswtoha/shigoto.html 日本精神保健福祉士会 http://www.japsw.or.jp/psw/index.htm
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