解決済み
以前は栄養士も管理栄養士もあまり差が無く「複雑にして困難な」という 程度でしたが栄養士や管理栄養士の地位向上を長年かかって 進めてきたかいがあって少しですが差がついてきました。 例えば 都道府県知事が指定する特定給食施設(健康増進法という法律で 決められた施設)保健所や、栄養士・管理栄養士養成施設の 教員や助手の一部は管理栄養士でなければならないと 決められています。 ちなみに 現在の栄養士の身分等を規定する栄養士法は以下の通りです。 ●栄養士・・・ 都道府県知事の免許を受けて栄養士の名称を用いて栄養の指導に 従事する事を業とする者 ●管理栄養士・・・ 厚生労働大臣の免許を受けて管理栄養士の名称を用いて傷病者に対する 療養のため必要な栄養の指導や個人の身体の状況など栄養状態等に 応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための 栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を供給する 施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に 応じた特別の配慮を必要とする給食管理及びこれらの施設に 対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者 この文の長さを見ても分かるとおり勉強内容と量も これに近いくらい差があります。 病院は管理栄養士でなければだめなのでは?と思われがちですが 法的には問題なく栄養士の免許で栄養管理・給食業務も 栄養教育・指導業務も全く支障ありません。 ただ 管理栄養士はたくさん勉強してくるので知識が豊富だという事と特に臨床分野の 勉強をたくさんしていて栄養士ではなく管理栄養士が法律で規定された通りに 栄養指導を行うと保険診療報酬が支払われる事から病院は管理栄養士が 栄養指導してくれた方が嬉しいわけですね。 さらに 栄養士と管理栄養士はそれぞれ資格があり簡単に言うと 栄養士の上級が管理栄養士と思って下さい。 管理栄養士は国家資格になり栄養士よりもさらに専門的で合格率も低く 栄養士は主に料理教室などの栄養指導などを行なっています。 学校や給食センターなどでメニューを作っているのは管理栄養士で 1つの給食センターでは100人働いているならば栄養士は15人くらいで 管理栄養士は1人か2人程度です。 また 給料は管理栄養士で年収450万円程度で栄養士では 350万円が平均で少ないです。 それから 普通は栄養士養成施設で2年以上知識や技能を習得して必要単位をすべて取り 都道府県知事の認定で免状を受け取りますが管理栄養士は厚生労働大臣の 免許なので国家資格になります。
栄養士の免許は。指定の学校にて、指定単位を習得したものに対して都道府県知事が与えます。 管理栄養士は『国家資格』で、管理栄養士国家試験に合格した者に対して厚生労働大臣が与えるもので、栄養士にできない業務ができます。例えば栄養指導。これは栄養士もできますが、お金のならないうえに知識不足のため実際栄養士では栄養士指導はできません。管理栄養士ならお金がもらえます。他にも栄養管理計画書や栄養マネジメント等栄養士ではできない業務が管理栄養士ではできます。 【栄養士】 栄養士養成校である短大か専門学校に行かなければ取得できません。夜間もないですので、最低でも昼間2年学校に通わなければいけません。基本試験はありませんが、稀に学校によってはABC判定で評価される認定試験がありますが、例えC判定でも栄養士にはなれます。最低条件が指定の学校で指定の単位を取る事ですし、認定試験は義務化されていないので、実施してない学校のほうが多いです。 【管理栄養士】 管理栄養士になるには主に2種類の方法があります。 ①栄養士養成校である短大、専門学校で栄養士資格を取得→栄養士としての実務経験を積む(短大等2年制なら3年栄養士として働く)→国家試験に合格すれば管理栄養士です。 〈栄養士としての実務経験年数について〉 a)栄養士養成校である2年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験3年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 b)栄養士養成校である3年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験2年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 c)栄養士養成校である4年制の大学で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験1年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 つまり、2年制、3年制、4年制の栄養士養成施設を卒業して栄養士免許を取得した場合は、修業年数+実務経験の合計が5年以上になると受験資格が得られます。 ※国家試験合格率20%程です。働きながらの勉強はかなりの根性が必要です。 ②管理栄養士養成校である大学、専門学校で指定単位を習得し国家試験受験資格を得る→4回生の3月末に行われる国家試験に合格すれば管理栄養士です。 ※国家試験合格率は80%です。きちんと勉強すれば合格できる試験なので時間のある学生はこれだけ合格率が高くなっています。 厚生労働省は独学、予備校、通信講座、夜間のみでの栄養士免許取得も管理栄養士国家試験受験資格取得も認めていません。 栄養士も管理栄養士も病院、福祉施設、保育園〈栄養士の方が「多い〉、行政、自衛隊、企業、社員食堂等が主な職場です。 ですが、業務内容は管理栄養士のほうが冒頭で記載したように専門的な事ができます。職場によって差はありますが管理栄養士だと資格手当もつきます。 栄養士はどこの職場でもほぼ調理が主な業務で他は献立作成、発注です。勿論、管理栄養士でも栄養士と同じ業務をしている人もいます。 栄養士は管理栄養士の求人には応募できませんが、管理栄養士は栄養士の求人にも応募できます。 栄養士・管理栄養士についての知恵ノート→ http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n126177 他にも目指すならいろいろ知っておいたほうがいい情報もあるので、読んでください。 大事な事なので補足しておきます。 ↑回答者さんは、 >給料は管理栄養士で年収450万円程度で栄養士では 350万円が平均で少ないです。 と書いてますが、管理栄養士でも年収400万いく人でもひと握りです。450万を平均だと勘違いしてはいけません。 栄養士は、更に平均は下がり年収200万という人もごろごろいます。 試しに、ネットで見れるハローワークの求人を見てください。(職業、地域も選べます) 地域差もありますが、だいたは把握できると思います。 管理栄養士は、国家資格ですが、給料は高くありません。 仕事は、給料だけではやっていけない、興味のある事、好きな事を仕事にするにが一番なのですが、あまりにもかけ離れた数字がでていたので、それを目当てに決めてしまったら可哀想だと思ったので補足しました。(↑回答者さんは栄養士でも管理栄養士でもないっぽいみたいなので仕方ないかもしれませんが)
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