解決済み
将来、特別支援学校の先生になりたいと思っているのですが、 校舎内や、雰囲気とかってどうなんですか? どんな人に特に向いていますか?やっていてやりがいを感じるときや、体験談を答えてくださると幸いです。 就職率とかは、どんな感じですか? ぜひお願いします。
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同じく、父兄です。 前に回答された方がとても詳しく丁寧に話されていますので、私はつけたしで・・・。 小学部、中学部、高等部が一緒になっているところが多く、大きな校舎の中に7才から18才までの生徒がいます。 先生は自分のクラス、学年だけでなく、他の学年の子の名前と顔もよく覚えてくれています。 (人数がそれほど多くないので、可能なんでしょうね) クラスあたり、生徒は4~7人で(高等部の軽度障害の子はもう少し多い)、担任は2~3人と介助員が1人(これも軽度障害のクラスや、高等部では変わってきます) 低学年の間は、子供と一緒にブランコに乗ったり、ダンスを踊ったり・・傍目から見ていると遊んでいるように見えても、実際は体力を使う大変なことです。 山登りをすれば、元気いっぱいの子がけがをしないように目を配り、買い物実習などで町に出れば、少しでもこどもたちが自分で出来るように、お店の人に協力をお願いしたり・・・ トイレの自立が出来ていない子が多いので、失敗した子の体をきれいにあらってあげたりもしていました。 専門知識を持っている先生もいるけど、なによりも「子供が好き」という気持ちが大事です。 うちの息子は中学の三年間で、がたいのいい、体育会系の先生が担任になったんですが、しかり方のうまい先生(短くわかりやすくはっきりとしかり、くどくどと説明したりしない)で、遊ぶときは全力であそんでくれるので、うちの息子は大好きでした。 担任が複数なので、役割分担をしていることもあります。 厳しくこわい先生、やさしく見守る先生、元気に遊ぶ先生など・・・。 この中で、「こわい先生」をしている人が一番難しいでしょうね。 ベテランの方が多いです。 (このあたりのことは、実際に先生から聞きました。 懇談の時に・・。 「役割分担をしていて、僕はこわい先生担当なのでしかっています」って) まあ、基本的には全員ほめたりしかったりするんですが、その中でも特にしからないといけない場面には、「こわい先生」の出番です。 親の目から言えば、向いているのは、「遊び心がある人」 先生がいくら勉強していても、相手をするこどもたちはマニュアル通りではありません。 十人十色です。 遊び心がある人は、親でもおどろくような方法をとり、こどもたちを伸ばしてくれます。 (たとえば・・・小学校5~6年でうちの息子の担任だった先生は、息子が料理に興味を持っていることを知って、国語と算数を料理で教えました。 毎週たこやきやプリン、クッキーをつくりながら、材料をプリントに書き出させたり、計量させたり、数を数えて袋詰めするなど。 このころは、息子が本当に楽しそうに学校に通っていました) 特別支援学校では、オープンスクールがあり、地域の住民や一般の父兄のかたにも公開していますので、日程を調べて、お近くの特別支援学校の普段の授業や実習の様子をごらんになってください。 (息子の学校では6月と11月です) また、学園祭もあるでしょうから、良い機会だと思います。 (息子の学校では11月末です) うちの息子の学校では、月一回、土曜にボランティア教室を開いており、実際に障害のある子と一緒にハイキングに行ったり、料理をしたりします。 質問主様も、こういった活動を体験されてはどうでしょうか。 やりがいはある人にはあると思います。 担当する児童が、自分が教えたことで少しだけでも成長したり、出来る事が増えると、先生はみなとても喜んでくれます。 ステキな先生になってくださいね。
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教員でなく、PTAなんですが、いいですか? ずれてたらごめんなさい。 校舎で一般の学校と違うところは、看護士さん、保健師さん、介助員さんがいて、そのための設備、またそれぞれの障害に応じた教室があるところでしょうか。一クラスの生徒数も数人に複数の教員が担任するので、教室はさほど広くなく、ユニバーサルデザインになっています。 ただ、対象障害児が増えている(特に知的)状況で、手狭になっている学校も多いですね。 これは見学を受け入れている学校もあるので、問い合わせてはいかがでしょう? 雰囲気としては、学校によりますが、私の所は小中高の知的教育校でありながら重症心身障害や肢体不自由、聴覚など多岐に受け入れているため、教員の皆様は大変と思いますが、子どもにも保護者にもいつも親切に対応してくださっていると思います。 もっとも、他校のPTAさんと話していると、「融通がきかない」などと不満も聴きますが、これは一般の学校も同じですね。「もっと勉強らしいことを」とのいう声もありますが、障害児の社会面、生活面の自立が主な目的ですので、一般校の授業とは違ってきますね。授業時間は少なめですが、子供たちの通学、状況によるものです。教員の研修、個別支援の検討などにかなり時間を費やされるという事情もあります。 どんな人に向いているか…? ということでは、やはり子供が好きで、よく観察して小さなことでも心の変化に気づく人。子どもたちを支援する気持ちで多面的な見方ができる人でしょうね。同情ではなく上から見るのでもなく、支援して子どもの成長を助ける感じでしょうか。 あと、教育、福祉、介助、就労など内容が多岐にわたるので、向上心があり研修などにも進んで参加される方だと良いと思いますが、欲でしょうか? やりがい、ということでは子どもたちの成長をとても喜んでくださいます。卒業式では先生方も誇らしげですし、転任された先生もよく来られますし、卒業生ともメール交換などしていますね。絆が生まれてくるんでしょうか。 就職率ですが、特別支援学校の教員としてでしょうか? 詳しくはないのですが、教職員が少ない状況で、臨時職も多くおられ、そこから特別支援教育の資格を取得されている方も多いと聞いています。自治体によって違いはあると思いますが、求められていると思いますよ。
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