大学の場合は 工学系 家政学系(女子大に多い) 芸術学系 の3系統で指定を受けた学科が卒業後に2級建築士・木造建築士を受験できます。 以前はかなり緩く、名ばかりの学部・学科でも受験可能でした。現在は指定科目の認定があってはじめて受験資格になります。 1級建築士受験には大学卒業後2年間の実務経験が必ず必要です。指定大学院はこの実務経験の代わりになるだけで、修了後に受験しています。 大学・大学院は指定を受けていないと、どんな学部・学科でも無学歴に扱われ、実務経験7年に限られます。以前は建築に関する実務経験は何でもアリでしたが、現在のところ建築一式・大工工事・設備系以外は受験資格から追放されました。 例 型枠大工や造作大工は追放、建方大工は実務経験になるがプレカット工法専門の場合は受験資格無し→ハウスメーカーで受験できないところが増加 本来の受験資格には消防系や耐震系など色々ありますが、実際のところ役所系ぐらいが目立つだけです。 1級を直接受験出来るのは学歴+実務経験の他に建築設備士(建設業許可の要件に当てはまるため公的資格に格上げ)+実務経験があります。木造建築士以外の建築士4種類と建築設備士は同じところがやっているための措置ですが、設備士になるのに色々とあるのでなんとも言えません。 この知恵袋の中でも建築士に関して異なる見解が色々と出されてますが、これは時代・時期や世代の違いに拠るものです。 スタートした昭和20年代ならば3万数千名は1級建築士を申請だけで取得していますし、平成ヒトケタまでの頃は大学出て2級建築士を受験するのは異常者扱い(何か問題起こして院進学も就職もできない)でした。 現在は就職がかなり難しい時代なのと建築士が多すぎるため調整をしている結果になっています。
平成21年以降の入学者から法改正されていて、指定科目の履修をしていなければ受験資格は有りません。大学で認定されていますので確認しなければなりません。 ちなみに去年の卒業で芸術系の建築学科を卒業した新入社員は2級を受験資格を取るのにも2年の実務経験が必要です。1級の受験資格は卒業しただけでは貰えません。
今晩は・・美大でも建築学科が有れば4年の実務経験に為ります。翌年一級も受けられるのではないですか。院生などは在学中に一級を受けて取る人も有ります。・・・但し、試験に受かってですがね。
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