教えて!しごとの先生
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初めまして。来年の四月から証券会社に勤める予定の大学四年生です。

初めまして。来年の四月から証券会社に勤める予定の大学四年生です。私は、現在大学四年生で、来年の四月から赤い銀行系証券会社に個人営業として勤める予定です。 証券会社で働くことにはワクワク感もありますが、正直、今は不安な気持ちしかありません。 私は、証券業界について無知に等しいので、長くなってしまいますが、ご教授していただけたら幸いです。 ①euphonium2161さんは赤い銀行系証券会社に対してどのような印象をお持ちですか?私個人のイメージですが、大手三社は相次ぎ不正取引で社会的評価を落としていますが、この会社は三菱グループの強みとモルガンの海外ネットワークの強みで盤石な経営を行なっていて、証券会社の中で1番成長性のある有望な会社ではないかと思っています。その他、評判や社風なども教えていただけると助かります。 ② ネットで証券営業と検索すると「証券営業は数字が人格で毎日数字に追われてツラい」、「上司や顧客からの非難、罵声がツラい」だとか、証券営業は精神的にヤられるという意見が多いです。私は、証券営業の面白みは、日々新しく新鮮な経済やマーケットの情報に触れて、仕入れた情報を自分なりに加工して、お客様のニーズに合い、お客様の資産を増やす金融商品を提供できることにあるのかなと思っています。また、多くの業界の方に会ってお話をすることで、自分の視野を広げ、人間的な成長もできるのではないかと思っています。実際のところはどうなのでしょうか? 私の理想は現実とはかけ離れているのでしょうか? 銀行系証券なので、独立系証券のNやD証券に比べて、銀行のお客様を紹介してもらうなどして、顧客獲得にはそれほど苦労しないと勝手に思っていますが、どうでしょうか? ③私は、投資銀行業務のM&Aアドバイザリー、ファンドマネージャーなどの資産運用業務などにも興味があり、証券営業よりもかっこよくて規模や影響力が大きく、頭を使うインテリな仕事だなと思っています。なので、もう一度就職活動をして、その部門に新卒から所属できるような会社(外資系など)に入りたいなとも思っています。 euphonium2161さんは、このまま就職するのと、もう一度就職活動するのは、どちらが得策だと思いますか? 証券営業を経験することで、基礎的な証券業務が身につき、投資銀行業務や資産運用業務をするにあたって、非常に役立つという意見もありますが、どうですか? 非常に長くなってしまいましたが、よろしくお願いいたします。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    はじめまして。ご質問拝見しました。私見ではありますが、ご参考になりましたら幸いです。 ①について ・まず、評判について "赤い銀行系証券会社"の沿革については既にご承知のこととは思います。野村投信委託から国際証券を経て現在に至ります。 同社について評価できる点は、モルスタを抱え込んだという点。彼らの知識や金融ノウハウを得たことは大きな収穫であったと思います。ただ、銀行系であるという点に関しては安定性を評価すべき一方、"所詮、銀行の一系列会社"との位置づけがぬぐえず、同社の業務推進、更に言えば人事政策に至るまで銀行本体の意向に左右されやすい点が懸念されます。 ・社風について 複数の証券会社が合併し更に銀行の系列化に入ったとの沿革から、様々なタイプの様々な社員がいて、そのこと自体が社風なのかなと感じます。未だ国際証券の出身者は在勤中でしょうし、同社はここ1~2年の間にかなり大量の中途採用を行なっていると仄聞しています(これがリストラによるのか、自主退職者が相当数にのぼったかは断言できませんが)。また、銀行からの出身者もおられましょう。"三菱UFJモルスタ"としての採用者数はまだまだ少数ですから、社風は様々なタイプの様々な社員の影響を受けざるをえないと思われます。 ②について ・「証券営業は数字が人格で毎日数字に追われてツラい」「上司からの非難、罵声がツラい」 =特に野村証券系には多いカルチャーです。国際証券も野村の系列でしたから、この影響が残っているかもしれません。 以前、職場の先輩に「証券マンの末路は体を壊すかハゲるかだ!」と冗談交じりに言われたことがありましたが、正直なところ外れてはないです・・・。予断ですが、私はある日の朝礼の時に突然心臓が締め付けられる痛みに襲われたことをきっかけに転職活動を始め、銀行業界に転職しました。ただし、様々な生き方をしてきた人々と出会えることはたしかに多いです。人間的な幅(他人から見られる自分の魅力と言ってもよいです)は広がりました。 ・「お客様のニーズに合い、お客様の資産を増やす金融商品を提供できる」という点。 現実的な話、"いかに多くの顧客預かり資産や手数料を獲得するか"で社内での評価が決まります。「その商品を買っていただくから手数料が上がる→お客様が商品を買ってもらうには、何らかのニーズを満たせばよい」との図式ではあるのですが、このニーズを喚起する段階において、ニーズ喚起というよりは説得に近い状況となってしまうことが多いと思います。 ・顧客獲得について。 "ファイアー・ウォール"という言葉をご存知でしょうか。個人情報を同一グループ企業間で好き勝手に使用することはできません。 野村だから或いは大和だから、という理由は少なからず影響はしますが、証券会社の個人営業はもっと泥臭いです。 ③について ・このまま就職すべきか。 これが一番現実的だとは思います。来年、再度就職活動をして再び内定を得られる保証はありませんから。 ただし、一旦入社した以上、希望職種につくためにはそれなりの成果を出さなければ聞く耳を持ってもらえないと思います。 メリットとしては、ご質問者様がおっしゃるように、証券業務の経験を積めることです。これは実際に証券マンにならなければ絶対に得られません。私個人も、新卒で就職活動していた時には外資系なんてあこがれでしかありませんでしたが、就職氷河期に曲がりなりにも証券マンとしてキャリアをスタートし、仕事をしてきた経験があればこそ、外資系に移れましたし、様々な職種を経験できたのだと思っています。 ・再度就職活動すべきか。 個人的にはおすすめはしません。特に外資系は本当に門戸がせまいので、かなりのリスクを伴うと思います。 ・予断ですが。 私は、新卒で就職してから3~4ヶ月後に「もう辞めよう」と思ったことがあります。しかし、その時にあるお客様からこう言われました。「まずは1年間がんばってみろ。1年辛抱できたら3年がんばれ。1つの仕事を3年やれば、ひととおりのことはできる。その時に新たな目標が見えたら、それに向かって進め!」と。 今になって考えますと、あの時3~4ヶ月で辞めていたら、トップセールスになることも、異業界で異業種で仕事をするチャンスもなかったんだなぁ、と思います。証券営業は大変な仕事ではありますが、自らを成長させる何かが必ずあります。ご質問者様が内定を得られたのは、その何かを得られる権利を幾多の志望者の中から与えられたのだと思いますよ。 長文乱筆になりましたが、またご質問がありましたら補足いただければ幸いです。

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