元官僚です。 本当です。 まず、「外務省」全体では東大法学部は一割以下です。 旧外務一二三種に職種分かれていましたが、東大生が受けるのは一、二種でした。キャリアである一種、外務専門職たる二種(杉原千畝氏も専門職)にはかなり人気ありました。 しかも東大で合格者多いのは教養、文学部外国語学科で、法学部は意外に少ないです。 法学部だと外務一種に関係ない科目まで勉強する必要あり、負担になります。外務省目指す受験生はそれを考え進振りで教養か文学部選びます。 さらに三年で合格し中退して入省するのがエリートの証ですから、法学部にこだわる必要がありません。 結果、東大生が9割超えていた時代でも、半分は教養、文学部。3・5割が法学部、1・5割が経済や理系学部でした。 外務専門職になると東大はかなり少なくなります。上智、同志社、外語大あたりが大半です。 東大でも教養学部生が一種のすべりどめで受けます。法学部は馬鹿馬鹿しいから受けません。国家一種でキャリアのみちがほかの省庁にありますから。 私のいた省庁も外務一種落ちで入った同期がいました。 東大法学部はどこでもブランドですが、希少価値ですからいくら外務省でもそんなにいるわけがないです。 まして外国語二ヵ国語習得してるならさらに少ない。しかも省庁としての魅力が財務経産省警察庁にくらべ少ないためさらに志望減る。 下手したら裁判所より人気ないです。 以上から東大法学部は少ないのです。 現在国家公務員試験に統合された旧外務一種ですが採用は10名くらいです。半数は東大以外採用と決められていますから東大法学部はさらに少なくなります。 外務省全体の職員数で、過去の毎年の東大入省者数割れば一割くらいですよ。法学部がその約半分ですから。 参考になれば幸いです。
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