日本語教師への転職

Question

日本語教師への転職はじめまして、今春養成講座を卒業した25歳の男です。
本職がサラリーマンなので、働きながら非常勤が持てたら
いいなと思って就職活動をやっています。

先日から５校受けて全部落ちています。内４校は書類選考で
落ちています。日本で働く場合、検定はやっぱり取った方が
いいですか？非常勤でも数年勤務したら経験値として検定位の

ものになるんじゃないかと・・まだ受かっても無いのに甘い夢を
見ています。広島で講座に通っていて、就職は広島、山口
福岡、大分あたりで考えています。東京と違って、地方に

下れば、養成講座の資格だけで受かる学校もないかなと更に
夢を見ています。

また、職務経歴なのですが、教師履歴がないので本職や前職
の職歴はかかなくてもいいのでしょうか？
教師経験があるかどうかを見る学校が多いと聞きました。

甘ちゃんな文章で申し訳ないのですが、ご存知の方
ご返信お願いします。

Answer 1

まず、「本職はサラリーマンで、空いている時間に日本語教師になりたい人」と「生涯の仕事として日本語教師になりたいと考えてはいるものの、常勤職の採用枠が少ないので、まずは非常勤として働きたいという人」とどちらを日本語学校側が採用したいと考えるかをお考えください。本職がサラリーマンということですと、学校側が授業をしてほしいと自由に依頼することが難しいのではないでしょうか？日本語学校の大半は全日制の留学生（旧就学生）が多いので、平日昼間に授業を入れるのが普通ですが、いかがですか？

日本語学校の都合に合わせられない（というふうに日本語学校側に思われてしまう人はやはり「日本語教師一本でいくらでも授業をさせてもらえるなら掛け持ちします」という人と比べると書類選考段階でも大変不利になると思います。

日本語教師を本職にするつもりがなく、空いた時間の趣味として教えたいのであれば、非営利団体や地方自治体が行っているボランティア教室などの方が向いているのではないかなという気がします。

>日本で働く場合、検定はやっぱり取った方がいいですか？非常勤でも数年勤務したら経験値として検定位のものになるんじゃないかと・・まだ受かっても無いのに甘い夢を見ています。

大卒の方なら、養成講座終了だけで、いわゆる「日本語教師の資格」という条件をクリアしているので、検定は必要条件ではないでしょう。ただし、あって困るものでないのも確かです。おっしゃる通り、「非常勤として採用されれば」その経験の方が検定合格よりも重要視される傾向は強いと思います。でも問題は「非常勤として採用されていない」現実です。日本国内での求人では「未経験者可」はかなり少ないのが現状です。質問者さんが考えている地域の求人倍率が低く、未経験者可の求人があるのであれば、検定合格もほかの未経験者と狭き門を争う際にはプラスになるかもしれません。

>また、職務経歴なのですが、教師履歴がないので本職や前職の職歴はかかなくてもいいのでしょうか？
>教師経験があるかどうかを見る学校が多いと聞きました。

履歴書の職歴欄には当然職種がなんであろうがすべて記入するのが一般的だと思いますよ。職歴欄から1つの職場で長く働いているかとか、職業観や職業倫理などもチェックできますし、教師以外の職歴でも間接的に仕事に役立てられる可能性も把握できる可能性もありますし。

要するに職歴欄からなにを判断するかは採用側が決めることであって、応募者が勝手に取捨選択して記入するものではないということです。