解決済み
財政についての問題です、 わかるかた解説お願いします。財政について、経済の問題です 分かる方、詳しく解説お願いします。 次の記述A~Eのうち、不況対策などのため日本銀行が円の供給量を 増大させる手段としてただしいものの組み合わせはどれか。 A.外国為替市場においてドル売り円買いを行う B、売りオペレーションを実施する C、預金準備率を引き上げる D、公定歩合を引き下げる E、市中銀行の保有する国債や手形を購入する 1,A,B 2, A.E 3. B.C 4, C.D 5. D.E 答えは。5です
181閲覧
Aは市中に出回っている円を,保有しているドル(実際にはちょっと違いますが,簡略化します。)で買い取るので市中に出回る円の供給量へ当然減ります。 Bは日銀が保有している,債券や株を売却して市中から円を得るので,これも市中の円の供給量は減ります。 Cは預金準備率(銀行が日銀にお金をどの割合預けなければならないか)が上がると,銀行が融資できる金額は減りますので,市中の円の供給量へ減ります。 Dは公定歩合(銀行に貸し出す金利のこと)が下がると,当然銀行も融資をしやすくなるので市中の円の供給量は減ります。(今は公定歩合という言葉を使わず,仕組み自体も変わっていますが,公務員初級としての問題の理解ではこの程度でよいでしょう。) EはBの逆です。国債や手形を買って円を供給するのですから,当然市中の円の供給量は増えます。 よってDとEが正解で5となります。
A.外国為替市場においてドル売り円買いを行う 市場から円を回収しますから、円が減ります。 B.売りオペレーションを実施する 国債を発行して市場から円を回収します。 C.預金準備率を引き上げる 市中銀行の貸出金利も上昇しますから、借入金が返済され市中から円が減ります。 D.公定歩合を引き下げる 市中銀行の貸出利率も低下しますから、借入が増加し市中に円も増加します。 E.市中銀行の保有する国債や手形を購入する Bと逆の結果になります。 だから、ANS:「5」となります。
< 質問に関する求人 >
日本銀行(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る