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トラバース測量について

トラバース測量について今度、土木工事の現場(道路)で施工管理を行うこととなりました。 しかし当方10年近く前に少しだけ施工管理をしただけで(それ以降は内勤で積算メイン)全くといっていいほど素人です。 現場ですとトラバース測量が必須だと思いますが、実際現場ではどんな手順でトラバース測量を行うのでしょうか? またそもそもトラバース測量って何を求めるための測量なのでしょうか? 測量のテキスト等を見ていて計算は理論的になんとなくわかるのですが、いざ現場で「さあやれ!」となった場合なにからすればいいのかあたふたしそうです。 そこで、実際に現場にてトラバース測量の目的と実施する手順を僕でもわかるように詳しくやさしく教えて下さい。 ちなみに当方、1級土施と測量士補は持っています。トランシットの据え付けはなんとかできるであろう・・・て感じです。 また、現場には当方に指導してくれる技術者の方がおらず、誰かに聞くということができません。 非常に抽象的な質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。本当に困ってます!

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知恵袋ユーザーさん

回答(5件)

  • ベストアンサー

    トラバース測量ではなくて、逆トラバース計算のことだと思います。 トラバース測量とは、測量業者などが公共機関の発注を受けて工事の事前に行う多角測量のことです。 道路工事の概要が分かりませんが、道路設計を経て測量業者が現地に主要ポイントを落とす作業をしてあります。 また、それぞれに座標や標高値を記したデータもあります。 土木工事については、それらを使って、掘削位置の確認や切土・盛土の位置や高さ、構造物の配置、逃げの作成、墨出しなど土木工事用の位置出しや高低確認計算をする必要があります。 トラバース測量によって作られた測量点や境界点などにトランシットを据え、逆トラバース計算の値により位置を出したり点検する作業に使うために、作業効率も考えて事前に計算しておきます。 どの施行管理技士さんも現場踏査後に計算していますね。

    なるほど:1

  • 土建業に努めている測量士です。 トラバース測量の必要性についてですが・・・ 一般的に道路は、中心線(センター)があります。 センターを基本に左、右に勾配、幅員を確保して側溝や構造物を作ります。 センター点には、座標を持ってますので、トラバー点から逆打ちをして設置します。 設計の測量成果簿に線形のセンター点の座標が計算されてます。 IP点などは、控え杭もありますので、工事を着工する前に確認しましょう。 それにトラバー点は、成果簿にデータがありますので、その点を使用して測量しなければいけません。 もし現場内にトラバー点がない場合は、どのトラバー点を使用するか役所の確認が必要です。 トラバー点が工事中に破壊される事は、当たり前にありますので、壊れないような場所へあらかじめ新点を作る事が大事です。 それに中心線のIPやセンター点、横断方向の幅杭やにげ杭など可能なかぎり作っておくと後で助かります。 とりあえず測量というのは、施工中はもちろん着工前にやることがたくさんありますので、慎重に計算をして測量してください。

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  • 施工管理する道路の延長にもよりますが工事が始まると測量時の基準点が無くなるので控え点を作ったり、再結合トラバース測量をします。誤差がチェック出来ないと道路と民地の境界紛争の原因となります。道路の中心線設置するのにも使用するので重要な作業です。

  • 総合建設会社勤務です。 発注者や現場の規模でも変わりますが、一般的な話をさせていただきます。。 受注者は、発注者との初回会議の際、設計図書の電子データや「測量成果品」を監督員から入手(その場でいただけることもあれば後日いただきに出向くこともあります)します。 測量成果品では、簡単に言うとその工事の基本となる中心線や基準線、場合によっては目的物の位置座標とか標高値がわかります。つまり、設計図書だけでは工事ができないと言っても過言ではありません。もちろん、継続性のない小規模工事などでは座標など関係ない場合もありますが・・・ トラバース測量(トラバース点)は、まさしく目的物の位置を座標計算により復元するために必要なものです。 現地には、測量成果品にあるトラバース点が設けられています。 受注者は、まず、その点の座標値の精度を確認するために点検測量を実施します。点検は、結合トラバース測量や閉合トラバース測量、放射トラバース測量などを状況に応じて実施します。※トラバース測量の種類については測量士補のテキストでも読み返してくださいね・・ 測量結果(標高確認の水準測量結果も併せ)は、事前調査報告書とか起工測量結果報告書・・・場合によっては施工計画書に綴じることもありますが、いずれにしても監督員に提出し、既存のトラバース点を使用して工事を進めることの承認を得ます。 さて、実際に現場でトラバース測量を行うにあたり、多くの場合は先述のとおり、中心線とか基準線上の測点の座標値しかわからないため、あらかじめ目的物の位置座標を計算しておく必要があります。例えば直線上の道路中心線、No.1の座標値X=100,Y=100、No.2の座標値X=120,Y=100の時、No.1の右側幅員3.5mの位置座標はX=100,Y=103.5となりますね・・・これが曲線・・特にクロソイド曲線となると手計算では困難なため専用ソフトとかプログラム電卓が必要になります。 目的物の位置座標の測設は、既存、もしくは新設したトラバース点を利用し、放射トラバース測量で行います。いわゆる逆打ちと言うやつでそれを基準に掘削丁張をかけることになります。。。 わかりづらい文章を長々と書きましたが検討を祈ります。

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