よく薬剤師は飽和になってるといいますが、別の県では不足で薬剤師を確保に大変だと聞きました。 場所でそんなに違うんです…

Question

よく薬剤師は飽和になってるといいますが、別の県では不足で薬剤師を確保に大変だと聞きました。
場所でそんなに違うんですか？
医者も同じかんじですか？

Answer 1

妻が薬剤師をしております。また、妻の妹夫婦も薬剤師で、妻の交友関係も薬剤師が多いです。その中での分かる範囲でご回答させていただきます。

東京などの大都市では、飽和状態で給料も年々下がる傾向にあるとの事です。その一方で地方はまだまだ足らない状態との事です。また、地方でも県庁所在地の中小都市などはそこそこ足りているようですが、ちょっと郊外になると一気に少なくなるようです。更に、過疎地や山間部になるとひどい状態で、ものすごく不足しているようです。

どうも、薬剤師は田舎を好まない方が多いとの事で、給料が下がっても都市部に勤務したがるらしいです。その半面過疎地などは、都市部の2倍以上の給料で求人を募っても応募がないとの事で、業界内で社会問題化しているようです。

何故、足らないのかと言うと、医薬分業が一般化し、病院内で薬を処方しなくなった事が大きな原因のようです、しかも、法律で薬剤師を設置しなければならないらしく、これが人手不足の原因という見方が、業界内では一般的のようです。

でも、これが数年以内に解消するらしく、数年前は皆こぞって薬学部を受験されたようで、一気に薬剤師が増えると言われているようです。そうすると、今までのようなにはいかず、薬局も薬剤師も淘汰の時代になると予想されています。

近年の、調剤薬局による吸収合併などの再編は、薬剤師過剰時代を見込んで、今のうちに規模拡大をしておこうとの思惑があるようです。