出版社に就職することを希望している者です。 編集職を希望しております。 現在編集の仕事について本を読むなどして、自分…

Question

出版社に就職することを希望している者です。
編集職を希望しております。
現在編集の仕事について本を読むなどして、自分のなりたいイメージを固めているところです。
有能な編集者とはどのような編集者でしょうか。具体的なイメージが聴きたい。
編集者の方で、採用の際に、求職者の何を見るでしょうか？
思想・哲学・芸術系の本や雑誌を出している出版社を志望しております。
ちなみに、自分はそういった本を数多く読んでおり、それなりの学歴もあります。
本を書く人を支える仕事に対する思い入れもあります。
この業界はどういう人が伸びるでしょうか？
合わせてお聞きしたいと思います。

Answer 1

現役の編集者です。

編集者の仕事にも色々ありますが、統括能力に優れている人間が優秀と捉えられると思います。
出版社によっても、編集する媒体によっても異なると思いますが、原稿はライターさんがいて、写真はカメラマンが撮影し、人物絡むのであれば、ヘアメイクさんにスタイリストの手配と指示、レイアウトはADさんが担当し、広告は営業が持ってくる。すなわちその全てをセッティングして、まとめあげる能力が必要かと思います。
少し大袈裟ですが、オーケストラで言えば指揮者の様な物です。
当然そういったディレクションする立場になる前に、校正作業や簡単なキャプション作成等下積みを積んでいくことも必要になります。
ご希望されている専門書であれば渓水社さん等の専門出版社になりますから、社内での編集活動に開きはありませんが、大手の中での専門書分野に行こうと思えば、当然他の出版物に回される可能性もあり、そこで実績を積むことが必要になります。

少し脱線してしまいましたが、基本的に編集者で伸びるタイプというのは、調和を持って仕事を出きる人間だと思います。
自分の専門に凝り固まってしまうタイプは、編集者というより作家やコラムニストの方です。
また本を読んでいるというのは当然必要で、編集者になろうとした時に特別スキルとして認められる傾向はありません。
学歴もしかりです。（あって当然の様な感じでしょうか）

Answer 2

著者にしたい人をたくさん知っていて、具体的に作りたい企画をたくさん持ってる人がいいと思います。売りたい、売れる本を知ってるならば有能編集者になると思います。