法律系資格の取得順番について質問します。法学検定、ビジネス実務法務、宅建、貸金業取扱主任、銀行業務検定（法務）、自治体法…

Question

法律系資格の取得順番について質問します。法学検定、ビジネス実務法務、宅建、貸金業取扱主任、銀行業務検定（法務）、自治体法務などの資格について、どの順番で取得していけば効率がいいでしょうか？

補足

初心者です

Answer 1

まずは、ビジネス実務法務検定３級か法学検定４級からはじめるとよいです。今の時期から勉強をはじめる場合は、法検は毎年１１月でだいぶ先になってしまいます。ビジ法は７月と１２月に年２回の試験がありますので、早く資格取得していきたいのであれば、７月にビジ法３級を受検するのが効率的な順序になると思います。
ビジ法３級や法検４級は難易度的に初学者向けで、内容も法律を学ぶうえで基本中の基本ですので、他の法律資格を目指すためのステップアップになり、学習の土台になるので無駄にはなりません。

その後については、将来の志望に応じて決定してください。ビジ法は民法・会社法などの民事法の分野を中心に勉強していくことになり、憲法や刑法の知識は問われません。法学検定は基本六法をバランスよく勉強していくことになります。
民間企業に就職するのであればビジ法で十分ですし、公務員や行政書士を目指している人が法学検定も並行して受検している人もいます。企業に入るのであれば、たとえば不動産関係の仕事をするなら宅建を取得すればよいです。就職しようとする業種にあわせて、それに合った資格を取ってください。法科大学院や司法試験を目指すのであれば、当面は法学検定２級を目標にすればよいです。何でもかまわず、ただ資格だけ取っていけばよいというものではありません。自分の進路が決まっていれば、用途に応じて取得するべきものが自然と分るはずです。
ビジ法３級に合格したら、民間か公務員か法律専門職か、どの方向を目指すか考えてみてください。