低圧電気取扱業務特別教育についてです。

Question

低圧電気取扱業務特別教育についてです。履歴書の資格の欄に低圧電気取扱者を書いた方が良いのでしょうか？
第二種電気工事士免許を取得して実務は無く低圧電気取扱業務特別教育があるの知り、会社ではなく教習所で講義を受けました。資格紹介の欄にも低圧電気取扱者というのもあり、履歴書に書いた方がいいのかなと思っています。
教習所で講義を受けるとほぼ永久的に使えるといっていました。

Answer 1

過去、中途採用者の判定（履歴書、面接）に参加した経験のある者です。

私的意見としては”書いても良い”と判断します。

但し、記載することにより採用に有利になるかどうかは下記次第だと思います。
①第二種電気工事士の他に裁定者の目を引くような資格を有しているか？
②履歴書を出す会社の社風、応募する職種
（大企業系列では新入社員や途中採用者の入社後に安全衛生の一環として会社費用負担でこの講習を受講させる会社もあります。）
③履歴書を判定する人の資格難易度に対する知識量、考え方
（これは最終的に運まかせになりますね）

低圧電気取扱業務特別教育は労安衛法によるものですから、確かに受講だけで得られる資格ではありますが、趣味性の強い資格とは趣が異なると考えます。

過去の経験例ですが、電気設計業務の中途採用者募集における履歴書の資格欄に（自動車運転免許は除き）漢字検定3級とかアマチュア無線4級だけを記載される方がおられましたが、応募者が一体何をPRしたいのか判断しかねることがありました。
多くの資格を有し、その中の１つと云うことなら別ですが、30歳台～40歳台で難易度の低い資格や趣味性の強い資格のみが記載されていると、技術力がないこと、上級資格取得の向上心がないことをPRしていると判断されても仕方がないかなと思います。
質問者様の年齢が不明ですが、是非、１種電工、電験３種等へのステップアップをお考えください。

Answer 2

実際に電気の実務に携わっているものです。
低圧電気取り扱いはないよりあったほうがよく、電気関係の募集でなければ
枯れ木も山の賑わい程度にしかなりません。
先に採用のプロがおっしゃられたとおりだと思います。

資格的には実務をするのであれば必要な資格ですのでどこの事業所に行ってもほぼ永久的に使えます。

私の知人で第二種電気主任技術者と第一種電気工事士を持っいて、日々１５４Ｋの遮断器操作をしたり、特別高圧の検電や接地金具取り付けをしている人が、低圧電気取り扱い・・を持っていないばかりに
安衛法的には低圧の活線部の検電ができない、といって取りにいった人がいます。

最近、低圧電気取扱い・・・が目立つのは、労働災害防止協会などが講習会をして電気災害をなくそうと努力しているからだと思います。

Answer 3

私なら書きません。

理由は、安衛法の資格も書くと、欄が足りません。それに受講すれば誰もが取得できるので、資格と言う感覚がない為です。
安衛法に基づく、免許なら書く事もあるかも知れませんが、技能講習以下は書きません。
二種工事士取得されて居るので、上位資格の一種工事士の国家試験に合格して居るのであれば、むしろ低圧取扱を書くより、資格覧に一種工事士国家試験合格済みと書く方が履歴書としての重さは遥かに上になりますよ。

資格覧で書いた方が良いのは、国家試験合格取得>民間検定合格>その他の順で、例外で運送屋さんや倉庫関連ならフォークリフト運転技能講習は資格覧で書いても良いかも知れません。低圧取扱を書いても良いと思われる例外は、自動車関連です。古今、ハイブリット車や電気自動車の普及に伴い、自動車関連でも低圧取扱特別教育が必要になりました。

電気工事士を取得されて居ると言う事は、建設関連か設備関連の面接を受けようと考えられていると思うので、安衛法の資格関連は入社後に関連技能講習や特別教育修了証の提示をすると良いでしょう。安衛法でも免許となると、国家試験合格組ですので、資格覧に書かれても良いと思います。下位資格の技能講習や特別教育とはやはり格が違いますし、建設関連ですと、重機会社等では、移動式クレーン運転士・クレーン運転士は国家資格ですし、運転免許でも大型特殊もあると話は変わります。また、第一種衛生管理者やボイラー技士等もちょっとした工場等では必要な資格で、しかも国家資格ですので、そちら等があれば書かれた方が良いでしょう。

資格覧で技能講習を書いても良いのは、若年層で玉掛・小型移動式クレーン・フォークリフトくらいでしょう。中高年なら、関係実務経験も含めて書きませんね。