高校生です。医師の方にお聞きします。

Question

高校生です。医師の方にお聞きします。将来の進路として、医学部卒業後、内視鏡を使って大腸がんを治療する方向に興味があります。
今のところ、内視鏡のみを用いたやり方に興味があり、開腹手術には興味がないのですが、その場合臨床研修の後、外科系に進まずに内科系に進んでもよいのでしょうか？
それともお腹の中を診るので、やはり普通は外科系に進むものなんでしょうか？
先日、医師の方の講演に行ってきたのですが、その中で今後開腹手術がどんどん減って、内視鏡を使った患者さんに負担の少ない術式が主流になると聞き、興味をもった次第です。

Answer 1

大腸がんに対する内視鏡治療は、普通は消化器内科の治療領域です。がんの数が多かったり、大きさが大きかったりなどすると、内科医が行う外来での内視鏡では手に負えないので、手術室で麻酔をかけての内視鏡手術や開腹手術を外科ですることになります。

Answer 2

自分は獣医の方ですが、医学でも獣医学でも開腹手術をやるようなリスクの高い手術は必要でない限り行われないと思います。
現在は内視鏡は主流でありますが、あなたが卒業するまでにはもっといい医療機器がでているかもしれません。
内視鏡は内科の先生でも見ることができると思うので一概に外科系に行けばいいとは限らないと思います。
内視鏡にもやり方がいくつかありますからね。

Answer 3

今、高校生ですと、研修医が終わるのはおよそ10年先の話です。
今は内視鏡が増えていますが、医療の世界は日進月歩。
10年も先ですと、全く新しいものが登場していても不思議じゃありません。
まぁ、普及しているか否かはおいておいて。
とりあえず、医学部に合格しないことには話になりませんので、入試頑張ってください。