行政書士試験受験、お疲れさまでした。 >過去問だけで合格できますか? 他の法律系資格受験者は別として、法律知識ゼロから 学習される場合は過去問だけでは無理だと思います。 過去問は、試験の全体像、難易度、形式などを知るための 手段としては有用です。 しかし、ほとんど過去問の焼き直しのような問題や選択肢は 出題されず、むしろ過去問の論点や問い方を外してきます。 (唯一、行政法だけは過去問の徹底理解が有益です) 例えば、民法なら司法書士試験の過去問(総則、債権)とか 憲法、一般知識なら公務員試験の国2レベルの問題集とか 他資格の問題集を解くことも必要になっていると思います。 >予備校の先生は過去問だけで合格できますって言う先生多いです。 講師失格です。その講師や予備校の講座は受けないほうがいいです。 来年の受験を決意されたら、まずは民法と行政法の基礎から知識を 定着させて、何度も演習問題を解く作業をスタートしたほうがいいです。 また、行政法なら櫻井・橋本「行政法」、民法なら大村「基本民法」 憲法なら芦部「憲法」といった学者本も、参考書として購入されて 知識補充に利用されるといいです。辞書代わりという位置づけです。
私も今回ダメでした。 行政書士の試験対策範囲は、毎年拡大していくのでわかりにくいですよね。 私は、昨年は174点、今回は170点ほどで、不合格だと思うのですが、 今回は、昨年よりすこしは実力がアップしていると思うのですが、それでもダメでした。 そこで今回の勉強を振り返って、また、今回試験を受けて感じたことをちょっと書かせていただこうと思います。 1、法令は、かなり難しいところまで、勉強する必要があるということ。 2、一般教養は、ある程度、対策が可能であるということ。 3、文章理解も、解答方法にテクニックがあって、対策が可能であるということ。 4、ここ10年ぐらいの新判例を、チェックすること(憲法、行政法、民法)。 5、解答のテクニックとして、わからない問題、ちょっと時間がかかりそうな問題は、すぐ飛ばして、あとでやること。 6、記述式の問題集も、3冊ぐらいやった方が良いということ。 7、今回不合格の可能性がある人は、本年中に、模試などで、合格点に達するように、勉強を中断しないこと。 8、模試を、3ヶ月くらい前から受けて、その結果を見て、ダメだった人は、悔しさを噛み締め、その悔しさをバネに、弱点を補強していくという、刺激策が必要だということ。 9、過去問も重要ですが、それよりも、予想問題のほうが大事だということ。 です。 1は、記述式で失敗しても合格点をクリアできるように、模試のときから、200点以上を目指すようにすると良いと思いました。 ですから、憲法、民法、商法・会社法は、司法書士試験レベルに近いところまで、やる必要があると思います。 行政法も、新司法試験を意識して、相当のレベルまで勉強する必要があると思います。 今年の憲法の出題形式は、明らかに、新司法試験と似ています。 したがって、私は、今年は、6月下旬から勉強しはじめましたが、 これでは、復習するだけで終わってしまい、さらに実力アップするには、すでに、間に合わないのであって、 3月くらいから勉強を再開しないといけなかったと思います。 2は、その年の最新の市販されている予想問題をたくさんやれば、かなり点は取れるようになると思います。 3は、解法のテクニック本が、公務員向けなどで市販されていますので、おすすめです。 4も、良い判例集が市販されていますので、何度も読み込む必要があると思いました。 5が実は、一番重要で、私は、毎年、難しい問題を飛ばせずに、引っかかってしまって、時間が無くなってしまい、自滅してしまうのですが、そういうことを無くする為に、ちょっと難しい問題は、すぐ飛ばすという決断力を身につける必要があると思いました。 長い文章の問題ほど、実は易しいということもあるのですが、しかし、出題者は、明らかにそこで、時間を消費させる意図がありますので、やはり、そういった問題は、後回しにしたほうが良いと思います。 私は、今年も、難問で引っかかりさえしなければ、合格点に達していたのではないかと思っています。 6は、やらないよりは、やったほうが良いと思うことですが、法律の勉強には、最適であるとは思います。出題者の意図は、これだと思います。 ただ、的中率は、低いと思いますので、期待はしないほうが良いと思います。 7ですが、昨日の本試験当日の解答速報会で札幌TACの芳賀先生が言っていましたが、 不合格の可能性のある人は、本年中に合格点を取れるように、勉強を中断しないで、引き続きやるのが良いそうです。 ここで一旦勉強を中断してしまうと、また忘れてしまい、元に戻すのに長期間かかってしまうので、ここで中断せずに、年内に合格点に達することができるように、続けて勉強するのが良いそうです。そこで一旦合格点に達すると、今度は、あまり忘れないそうです。これは、そのとおりだなと思いました。 8は、準備ができていなくても、定期的に模試を受けて、その惨敗の悔しさをバネにやる気を起こさせるという、刺激策です。もちろん、弱点発見にもなります。 9ですが、はっきりいって、過去問は近年だけでも、市販されている予想問題、模試を解きまくった方が、良いと思います。多数市販されています。今年でそうな問題、新傾向、新出一般知識、改正点、新法令などなどが盛り込まれているからです。結構当たります。 大体こんなところです。 長くなってすみません。 コツコツ努力すれば、必ず合格できると思います。 お互い頑張りましょう。 参考になれば幸いです。
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