司法書士資格は人生を逆転できる資格でしょうか？

Question

司法書士資格は人生を逆転できる資格でしょうか？松本雅典さんという方が司法書士試験に1日平均16時間くらい勉強をされて
高校中退の法律末修者ながらわずか5ヶ月という超短期間で合格されて
現在は辰巳法律研究所の予備校講師をされているらしいですが
素質があってすばらしいと思うのですが
予備校講師をしておられるかたで高校中退の方は珍しいと思うのですが
これは辰巳法律研究所さんの方から松本さんの方にオファーがきたのでしょうか？
司法書士資格を得て予備校講師になられる方つというのはどのくらいいるのでしょうか？
これがもしも社労士、行政書士、宅建でも同じように
資格を取得すれば予備校からオファーがくるのでしょうか？
松本さんは行政書士、宅建も同じ年に取得したというのが驚異ですが。
それともやはりよく言われている法律市場資格は司法書士以上という
超難関試験の司法書士試験だからからなのでしょうか？
それなら司法書士試験は若くして取得すれば人生逆転できる資格なのでしょうか？

Answer 1

私が登記をお願いしている司法書士事務所を見る限り司法書士と云う資格が『人生逆転』できる資格とは、思えません。ただし、頑張れば食える資格だと思います。失業したとしても平均的なサラリーマンくらいの年収は、確保出るのではないでしょうか。会社関係の登記は、法務省の法務ページに書式集や文例があるので最近は、司法書士に頼まずに自分で申請している中小企業が多くなっていると思います。（零細企業である私のところも最近は、全部自分で申請しています。ほとんど丸写しで申請書が作れますからね。）狙い目は、不動産登記でしょうね。銀行や不動産業者を取り込むか営業力が必要でしょうね。司法書士開業しても新規開拓は、とても難しいと思います。軌道に乗るまでが大変と思う。弁護士が増えたから将来は、登記業務にまで弁護士が進出してく可能性もあります。『５ヶ月合格』を売り物にして資格予備校で講師をすれば希望者殺到で当分の間は、食えると思いますよ。司法書士試験は、希望すれば合格順位を教えてくれるそうですから貴方も上位合格すれば資格予備校の講師できるかもしれませんね。全国で１０番以内ならどこの予備校でも就職できると思います。自分から予備校に営業すればいいでしょう。人生何事も常に前向きで積極的に行く事が大切と思います。大平光代さんは、中卒で弁護士になりました。やればできる！人生逆転できるか否かは、あなたの考え方ひとつで決まります。

Answer 2

＜司法書士資格は人生を逆転できる資格でしょうか？ ＞
十分有り得ると私は思います。労務士や行政書士あたりの資格ではなく、近時、司法書士はそこそこ社会に認知され、そこそこ尊敬？される資格になっているのではないかと思われますので・・。
人間には二通りのタイプがあるのかもしれません。一つは職場での人間関係に違和感がなく、組織の歯車で、又はリーダーとして力が発揮出来るタイプの人たちがいます。こんな人達は組織内業務こそ適職です。もう一つは、組織内では目立たず、存在感を発揮することが出来ず（早・慶大卒等の高学歴の人たちにもいますね・・・）、独立してこそ本来の自分の才能・能力が発揮出来る人達です。司法書士は正に二つ目のタイプの人たちには向いているのではないでしょうか。
よく営業力云々が言われていますが、民間企業の営業力と司法書士業務での営業力とは少し違いますね。
○ 民間企業での営業力
社交性が有り、人に好かれ（見た目も大事かもしれませんね（笑））、押しが強く、趣味、話題も豊富、口も立つ・・・等々の要素も必要かもしれません。
○ 司法書士業務での営業力
上の民間企業のような？営業力は必要ありません。何よりも誠実な人柄と業務に対する責任感、専門能力、そして信用が要求されます。これらの資質が客を呼ぶことになりますね。調子の良い？見かけの営業行為はかえって信用が疑われることがあるかもしれませんね（笑）。組織では目立つことがなくても、これらの資質があれば司法書士としての業績は伸びて行ける可能性は十二分にありますね。そういう意味では水（世界）が変われば本人もビックリの逆転人生も有り得ると言えるのではないでしょうか。実は、これは私の実体験？（笑）・・・・。
尚、予備校講師についてですが、私は今の予備校講師が講師になった事情、いきさつはわかりません。ただ、私の場合、私が資格取得を勉強していた予備校２箇所から講師を依頼され、少しの間講師をしていた経験はあります。しかし、何故、自分が講師に請われたのかは実は私にも分かりません。事務局の人とは時折、世間話をしていた記憶はあるのですが・・・・。
私は一経験者として私見を述べてみましたが、ただ、司法書士に限らず、会計士、建築士、税理士等にも言えることですが、所謂、士業（さむらい業）は一昔前ほどの旨みはもうありません。確かに資格はうまく行けば逆転人生を展開出来る手段になるかもしれませんが、現在そして将来を考える時、資格職業の将来性を再度分析、研究をしてみる必要はあるのかもしれませんね。

Answer 3

司法書士に限らず、資格予備校の講師として成功するには人前でしゃべるのが得意であること、説明が分かりやすく上手であることが必要になります。いくら知識が豊富でも、説明が下手な人には向いていない仕事です。

司法書士は確かに難関資格ではありますが、司法書士として独立して成功できるかどうかはその人の努力次第です。資格を取ったからと言って成功できるという保証などどこにもありません。これは弁護士などにも言えることですが。現に、司法書士として開業したものの、食べていくことができずに廃業する人が毎年少なからずいるようです。少し前のテレビでは、いざ事務所を開いたもののなかなか仕事の依頼がなく、必死に飛び込み営業をしている弁護士が出ていましたよ。法曹界の最高資格である弁護士でさえも、資格を持ってるというだけでは成功できないのがこの世界です。

Answer 4

基本的になんでもそうですが資格だけでは食えません。司法書士よりも司法試験に通っても食うに困っている人はたくさんいます。要するに、資格を取得して、いかにその資格を生かせるか、という営業力の勝負でしょう。

でも、営業力の勝負だと言い切ってしまうと、極論すれば資格なんてなくても営業力だけあればモノを売って成功することもできますからね。結局はそういうものかと思います。

まあ、逆転とまでは言いませんが、司法書士レベルを持っていれば「贅沢をしなければそこそこ余裕もある生活」くらいは送れるでしょうけれど。