解決済み
准看護師と正看護師の違いについて教えてください。 1、准看と正看の学校での授業や実習内容の違い 2、准看と正看の臨床の場での業務内容の違い 3、1と2以外で他に違いがあればお願いします 回答よろしくお願いいたします
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準看免許取得後、直ぐに進学コースに行ったので、違いが凄く解りました。 ちなみに正看護師は正式名ではありません。「看護師」です。 準看護師は都道府県で資格を取得しますが、看護師は国家資格、と違います。 1、準看学校では、私の時代は「勤労学生」である事が条件でした。ですので、学校も午後のみでした。(現在は勤めなくても大丈夫です。また、高校タイプの場合は免除されます。) カリキュラムも、進学コースに比べ病態生理が薄く、足浴、清拭等の現場において看護助手の様な技術の取得が主でした。看護計画等も授業にはありませんでした。実習も、看護計画は立てず、「入院生活の援助」が主であり、病態生理については殆ど触れません。唯一バイタルサイン測定のみが許され、担当看護師に報告しますが、全く突っ込まれませんでした。また、実習は、1年生の時に基礎実習が週に2日、3週が1クール。2年生で週2日を6クールと少なかったです。 ただ、私の学校では「進学」を大前提だった為、受験と資格試験と、仕事、全てを両立させなければならず、2月は睡眠3時間、と過酷だったのを覚えています。 ただ、進学コースに比べ、実習が大変楽だったので、帰りに彼氏とデートする余裕すらありました(笑) 進学コースでは、病態生理も深く掘り下げられ、また、看護論を学び、病態別の看護を学びます。カリキュラムも、新たにいくつも追加されました。 また、実習においては、週5日3週間を7クールありました。準看とは全く違い、基本的な病態整理から推測される問題点を抽出するために、山のような記録があり、(1クール2~30枚はありました)看護計画を立てました。実習において、殆どの学生が睡眠時間は2~3時間でした。国家資格の勉強は早い人だと、8月から入ります。 卒業論文があったのも、準看との違いです。(あるところはあるかも知れません) また、プロセスレコードという、自分と患者様との関りを振り返る課題が1クールづつあったのも大きな違いです。 進学コースは、準看として現場で働いていた方も多く、年齢差がありました。ペアを組むのですが、40代男性だったので、価値観の違いに悩みましたね。 2、現場においては、法律で、「準看護師は看護師の指示の元に行う」と決まっています。従って、医師の指示は直接受けられませんし、日々のリーダー業務は行えません。また、ICU、CCU,NICU、といった専門領域には配属は出来ません。急変時の医師からのとっさの指示が取れないからです。看護計画を立てますが、主は看護師が行っていました。また、新人指導にも当然ですが、担当になれません。認定看護師の資格も取れません。 3、少し前までは、準看もリーダーを行い、新人を日々引っ張ってってくれました。しかし、法律上や、査定がどんどん厳しくなり、立場が大分狭くなっているのが現実です。 私立病院や、クリニック、ホームといった所では、看護師より準看護師の方が、安く雇えると言う理由で、準看護師のみを募集している所もあります。 また、準看護師廃止を国が進めている一方で、医師会からの反対があり、難しいのが現状です。(医師会は、準看護学生を雇うのが多いからです)進学コースも年々減っている為、看護師への道は厳しくなりました。そのため、「通信」という形が生まれました。ですが、合格率は低いのが現状の様です。 ズラズラと長文失礼致しました。ご参考までに。
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