日本では現在の所、スポーツトレーナーは別に資格は要りません。 スポーツトレーナーというのは、スポーツをする人をサポートする仕事であって、別に資格という物はありません。 ただし、日本では、アスレチックトレーナーという、日本体育協会認定の資格(民間資格)(AT)があります。今後、日本のナショナルチームに帯同する際にはこの、ATの資格が必要になるといわれていますし、プロ野球球団で活躍するトレーナーも資格取得をすすめられているそうです。サッカーなど日本代表などはすでに医療資格(理学療法士や柔道整復師、鍼灸師など)とAT資格者となっています。このようにプロ相手にするのであれば、ATは必要かもしれないということです。 あと、プロにしてもそれ以外を対象にするにしても、スポーツトレーナーの仕事対象は「人」であり、いざというとき重大な責任が伴います。軽率な行動や知識不足は、相手の身体を傷つけかねないというリスクを含んでいます。そこで日本では、医師、理学療法士、柔道整復師あるいは鍼灸師、按摩・マッサージ・指圧師などの「人の身体に触れてケアできる国家資格」を持っている人が多いです。 ですから、これらから考えられるもっともよい方法は、医師、理学療法士、柔道整復師あるいは鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師などの「人の身体に触れてケアできる国家資格」を取ったうえで、さらにスポーツドクターやATなどの資格を取ることです。 学校もそのような傾向から、鍼灸師or柔道整復師+ATなどがとれる大学や専門学校を作っています。 また、ATについては民間資格ですので、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師が、ATの資格を持たずにプロ選手のトレーナーをやっているというのも多々あります。 もちろん、ATのみや全く資格がない人もトレーナーにはなれます。(最初に挙げた通り、資格がありませんので) ちなみに鍼灸師の場合、国家試験の受験要項に 「高校卒業後、指定の学校・養成施設で3年以上、鍼灸師としての知識・技能を修得した者。」 というのがあります。よって、養成施設である3年以上の専門学校あるいは大学で勉強しなくては取れません。 前述した「柔道整復師」、「理学療法士」「あん摩マッサージ指圧師」なども同様の受験要項があります。 最後に、資格はあるにはこしたことはありませんが、資格とは、それをやってもいいという資格であって、あるからできるという証明ではありません。よって、実践力がなければ、資格があっても仕事はないでしょう。 後は、職業としてやっていく場合、その就職口(チャンス)をつかむ努力(努力というか、チャンスをつかむ運というか・・・)も必要です。トレーナーに限らず、スポーツ関係のプロ(それを仕事としている)はとても狭き門です。 どちらにしても、もし目指されるのであれば、がんばってください。
なるほど:4
学歴や経験は必要ないですが、 大学や短大・専門学校でスポーツや健康科学を学んで、スポーツチームやフィットネスクラブに就職する人が多いそうです。 仕事としてのスポーツに関わる本が紹介されているので一度読んでみると参考になるかもしれません。 http://www.naruniha.org/job0003_%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF.html
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