理学療法士と作業療法士の違いは、何ですか？

Question

理学療法士と作業療法士の違いは、何ですか？

Answer 1

一応、学会などでは理学療法は「寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善」、作業療法は「作業活動（食事、着替え、入浴など）を用いて日常生活動作の改善」とありますが…

実際には、職場によって違いますのではっきりは言えません。

多くの病院では、理学療法士は主に下肢・体幹の疾患を診て、作業療法士は主に上肢の疾患を診ます。

ただ、理学療法士しかいない病院も多くあり、その場合は理学療法士が何でも診ますので、
理学・作業という区別はなく、「リハビリ」というひとくくりになります。
ちなみに老人ホームやデイサービスなどの介護関係の分野では名前の違いだけで、業務や待遇はほぼ一緒です。

国レベルからみると、理学療法士はあらゆる病気に対しての治療が認められていますが、
残念ながら作業療法士は呼吸器疾患、循環器疾患に対する治療は認められていません。

などなど大なり小なり違いを挙げるとキリがないですが、
もし理学か作業かで迷っているのであれば、理学を勧めます。

理学の方が圧倒的に就職先が多く、圧倒的に仕事内容も幅広く可能です。

参考になったでしょうか。

Answer 2

理学療法は電気治療などを用いて、身体が動くようにすること。作業療法は、その後に例えば、手芸や工作などをして作業ができるようにリハビリの手伝いをします。