中学と高校の教員免許は「隣接校種」とよばれ、両方取得するのは困難ではありません。ほとんどの大学学部の教員免許の課程では中学と高校の免許が同時取得できるようになっているものが多いです。 ただし、単位は「教職に関する科目」で取らなければいけない単位が中学のほうが多く、中学では教育実習が5単位(実習期間1カ月)で7日間の介護等体験が必要です。教育学部以外の学部だと「教職に関する科目」が卒業に必要な単位にならないため、大学が中学の教員免許取得をやめるように勧めることもあります。 教員免許に必要な単位は、 日本国憲法、外国語、体育、情報処理 中学校 教職に関する科目:31単位(教育実習は5単位で実習期間1カ月) 教科に関する科目:20単位 教職に関する科目または教科に関する科目の中から8単位。合計59単位 7日間の介護等体験(2日間は特別支援学校、5日間は介護施設または母子福祉施設) 高校 教職に関する科目:23単位(教育実習は3単位で実習期間2週間) 教科に関する科目:20単位 教職に関する科目または教科に関する科目の中から16単位。合計59単位 以上が、中学と高校の教員免許に必要な要件です。中学と高校の免許を両方取る際は、中学の免許の要件に合わせて単位を取得していきます。 私の場合は、中学と高校の数学です。
1人が参考になると回答しました
結論からいうと、「中学高校」を同時に取得するのは困難ではありません。「小学校+中学校」や「小学校+高校」に比べればずっと楽です。 なぜかというと、教科が同じであれば、中学校の免許を取るのに必要な科目と高校のそれとは殆どが重複するからです。中学校のみ(高校のみ)取る場合と比べ、中高両方取っても必要な単位数はそれほど増えません。 最大の違いは教育実習と介護等体験です。高校のみの場合は教育実習2週間、介護等体験は不要ですが、中学校もとる場合には教育実習3~4週間+介護等体験1週間が必要になります。また、社会科の場合は、高校では地理歴史科と公民科という2つの教科に分かれる関係で、中学校のみの場合に比べ、中+高では30単位弱余計に取る必要があります。 近年は私立だけでなく公立でも中高一貫校が増えつつあり、教員採用試験において中学校免のみ、高校免のみの受験者は不利であると言われます。したがって、実際には中高の免許を同時に取る人が多いです。
5人が参考になると回答しました
ある教科の免許を取得する時に中高両方を取得する人がほとんどです。中学免許のほうが必要単位が多いですから、中学免許を取得すれば高校免許は容易に取得できます。 真剣に教員を目指すのなら、中高免許は両方取得しておくのが基本です。
1人が参考になると回答しました
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