解決済み
臨床検査技師は医療チームに参加すべきです。これは間違いありません。 外部には漏れない、検査室内のホンネを申し上げますと、 文句を言わない「検体」相手の仕事を長くしていて、今さら人間相手の面倒臭い仕事はしたくない人、 家庭やらお金やら、仕事以上に大事なものを抱えていて、今さら新しい仕事は覚えたくない人、 医療技術者としてのプロ意識とプライドが欠如してしまっていて、他職種とチームを組める学術レベルを持ち合わせていない人、 が足を引っ張っているんです。 これは臨床検査技師のなかで、定年間近の、ほんの一部の人に見られます。 またこのような人が、上司や管理職、指導者の立場だと、残り99%の技師が優秀でも、現場は動きません。 病院経営陣からチーム医療への参画を要請されると、「忙しいのに」「業務負荷により検査データに責任が持てない」「診察前の至急検査に支障が出る」「増員してくれ」と業務分析もせずに、自分たちの責任を要請した側に押し付けます。 今後の検査室は、団塊の世代が定年退職し、入れ替わりにチーム医療など幅広い視野を持った若く新しい臨床検査技師が現場に入ってきますので、検査室の業務形態が急速に変革してゆくことが予想されます。 この質問のウラには、レポート作成がありますか? だとするとタテマエが必要ですね。 医療チームに参画することによりプロ意識が向上し、学術的・技術的に飛躍できる。 チーム内の各職種が交流することにより、チーム内の意識統一、チームの質が向上する。これは医療の質の向上にもつながり、患者サービスの向上、病院全体の活性化へと連鎖してゆく。 検査室内では、医療チームへの参画が業務拡大となる。増員無しで対応する場合は業務量増大となるので、現行の検査室の業務分析を行い、無駄を省いて、効率的・合理的な業務が遂行できるよう、常に考えていかなければならない。 検査室が変革できた暁には、患者さんと、病院内外の他職種に認められ、信頼される。経営陣には医療の一翼を担うプロ集団、採算性に見合った(カネが稼げる)組織として認知してもらえる。 検査室を変革すべく行動する時は、臨床検査技師全員の意思統一をし、関係する他部署の了解をとり、必要なら協力をお願いする。進捗状況も全員が把握し、常に意見交換を行う。 全員が確実に遂行できる業務内容から実践してゆく。自分はできるからと勝手にしてしまうのは暴走行為である。 見栄を張らないこと。わからないときはひとまず勉強して、理解できてから進むこと。見栄を張るのは自分の首を絞めることになる。 業務の質が向上すると、それだけ新人教育の内容が濃くなる。新人教育プログラムを整備しておくこと。 医療チームは、NST、ICTをはじめとして、糖尿病療養指導チーム、救命救急センターでのERチーム、システム管理チーム、心臓リハビリチーム、心臓カテーテルチーム、などなど。 長くなりましたが、参考になれば幸いです。レポート書くなら自分の言葉に書き直してからにしてくださいね。
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