解決済み
海上自衛隊航空学生について質問です。 先日、現役の海上自衛隊の方がやってきて、海上自衛隊航空学生について講義をしていただきました。 その方は高卒後一浪して海上自衛隊航空学生になり、現在26歳で3尉という立場にあるそうで、 給料は35万ほどもらっているそうです。 その方が言うには、辛いと思う事はほとんど無く、楽しくここまでやってこれた。 試験は難しくない。 と言っており、 ほんとに充実している様子でした。 その話を聞いてみて疑問に思ったのですが、 なぜそのようにおいしすぎる職なのに、結構簡単に入れてしまうのでしょうか? また、高卒でそれほどの給料をもらえて、何か裏がありそうでなりません。 やはり、入学後の研修等が恐ろしく辛く、脱落者が多いのでしょうか? 海上自衛隊の方、または元海上自衛隊航空学生の方。 教えて下さい。
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元海自航空学生です。 採用試験(1次試験)は難しくありません。高校2年までの内容で、教科書の例題程度の問題ですから易しいです。ただ、適性検査は適正がない人には難しいだろうし、適正がある人にとっては簡単です。飛行計器の見方の説明が書いてあって、ある飛行計器の状態に対応するコックピットから見える地上の写真(傾いている)を数枚の写真から選ぶ問題が出ました。(今もそうなのかはわかりませんが) 難しいのは2次試験です。といっても身体検査ですからどうしようもありません。民間の第1種航空身体検査よりずーーーっと厳しいので諦めて朗報を待つしかありません。気をつけるとしたら、適度に運動をして体に悪いところがあれば早めに治療して(虫歯とか痔とか)おくことです。私は痔だったけど、恥ずかしくて親にも言わずに薬屋さんで薬を買ってつけていたのですが、身体検査ではパンツを脱いで肛門まで見られます。それからタマタマを手で揉まれて尿道から変な液体が出ないかも見られます。これは性病の検査です。私は痔であることが発見されました。帰宅して親に話したらすぐに病院に行かされて治療して完治しました。幸いにして軽度だったので合格しました。それから、視力は裸眼で1.0以上は必須です。勉強やTVゲームはほどほどに。 どうしようもないのは身元調査です。警察が調べて最終的には自宅へきます。その時点ではほとんど調査は終わっていると思われます。例えば親や兄、姉に教師がいて、○教組に入っていたら・・・不合格になります。(これば防衛省に聞いても「そんなことはありません」と回答するでしょうけど。) 訓練は、恐ろしく辛いことはありません。だって耐えればパイロットになれるんですから。プライベートな時間はありません。最初は食事する時間も2分くらいしかないこともあります。でも、みんな頑張ります。辛いこともあるけど、同期同士励まし合い、傷を舐めあってきつい中にも楽しいこともたくさんあります。脱落者は10~15%くらい(今はわかりません)ではないでしょうか。脱落しても、自衛隊を辞めても同期は同期。同期会にはみんな集まります。 ちなみに、私はヘリのパイロットになりました。 あなたが本当に海上自衛隊のパイロットになりたいのなら、いいところですよ。頑張ってください。ただ、パイロットになりたいのなら航空大学校のほうがいいと思います。
なるほど:2
そんなおいしい話は信じないように。訓練は厳しいです。航空学生の半分は訓練中に脱落します。訓練中はいろんなことがあって厳しいぞう。
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