薬剤師を目指すのにはもう遅いですか？現在２８歳会社員。

Question

薬剤師を目指すのにはもう遅いですか？現在２８歳会社員。あるきっかけで薬剤師を目指したいと思うようになりました。そんな簡単なことではないと思います。６年大学へ通い、国家試験にも合格しなくてはならない。たとえ今から運よくストレートでいけても就職するころには３４歳・・・・。正直まだ薬剤師の知識もあまりありません。ただ、まだ目指すのに遅くないのであれば今からでも本気で頑張りたいと思い悩んでいるとこです。

Answer 1

まず、薬剤師は大学に入学する事自体は難しくありません。
偏差値40から受かる大学もあります。
ただし、学費が6年間で1200万かかります。
自宅から通えなければ、1人暮らし代もかかるので、
家賃合わせて1年間100万で暮らしたとしても合計2000万かかります。

ある程度の大学に受かる偏差値の持ち主であれば、
国家試験もそれほど難しくないですけど、
偏差値の低い私立大学しか受からないレベルだと、卒業するのも大変になると思いますよ。
入学後、ストレートで国家試験まで辿りつけるのは60％程度という大学もあります。
40％は留年したり退学したりしてます。

国立なら学費は400万以下ですが、1人暮らしをすれば1000万超えるでしょうね。
しかも難易度がかなり高いです。

就職について調剤薬局の話ですが、

少子高齢化も進みますし、日本の財政は火の車です。
医療財源も逼迫しており、今後調剤報酬が引き上げられることはないでしょう。
調剤報酬が上がらなければ、薬局の収入は下がります。
薬剤師の給料も上がりません。

ドラッグストアも登録販売者と言う資格が出来てから、
薬剤師は必要なくなりました。
条件もかなり安くなっています。

また、薬剤師は数年後には飽和するでしょう。
6年制の薬剤師が来年から大量に卒業してきますから、
34歳の新人薬剤師を好んで採用する薬局は少ないと思いますよ。