警察のランクについて

Question

警察のランクについて僕は中学生です。よく刑事ドラマで巡査部長や警部や警部補など色々なランク！？の名前を聞きます。

警察のランクをできるだけたくさん教えてください。お願いします。

Answer 1

警視総監のいる警視庁の役職と共に階級を紹介します。
階級名だけでは判らないポイントがありますから…。

警視総監（警視庁の長、役職と階級名が同一）全国で唯一、ここだけです）
警視監（副総監・または総務部長・警務部長等）
警視長（生活安全部長・地域部長等・警察学校長・本部参事官等）
警視正（本部参事官・方面本部長・大規模警察署長等）
警視（署長・本部課長・隊長・本部理事官・本部管理官・副署長・副隊長・署課長等）
警部（署課長・隊の中隊長・署課長代理・本部係長等）
警部補（署係長・交番所長・隊小隊長・本部主任・学校教官等）
巡査部長（署主任・本部係員・隊分隊長）
巡査長（係員）
巡査（係員）

隊とは機動隊・機動捜査隊・交通機動隊等をいいます。

また同じ階級でも役職に幅があるのが特色です。
警視でも署長（本部課長）⇒副署長（理事官）⇒署課長（管理官）と幅があります。この階級の階段は長いと言われています。
なりたての警視は「管理官級」といい、順次理事官級、署長クラスの所属長級とステップアップします。

参考まで本部の役職の補足説明をします。
部長（交通部長等）⇒参事官（副部長の役）⇒課長（警護課長等・所属長で署長クラスにあたる）⇒理事官（副課長役）⇒管理官（数個の係をまとめる役）⇒係長
となります。

警部にも幅があり、同じ階級でも上位の役職につくため特別な試験があります。
署の課長が警部、部下の課長代理が同じ警部ということもあります。これもステップアップです。

なお、警察法によると警視総監の上に警察庁長官がいますが、階級名とされていません。（そのため階級章はない）
また巡査長は「巡査長たる巡査」であり、あくまでも階級は巡査なのです。

刑事（司法）手続きをするうえで、法律上は巡査と巡査長を司法巡査、巡査部長以上を司法警察員といい、警察権に差があります。
そのため一般に巡査部長以上を幹部警察官と言っています。
（巡査部長を初級幹部、警部補を中級幹部ということもあります）

Answer 2

警察官の階級は、巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監です。
警視総監は警視庁のトップ。警察庁長官は警察庁のトップです。

警察官の階級は、左胸についた”階級章”というものですぐに分かります。
また、所属部署は階級章の上についた”識別章”というプレートに書いてあります。

警察官には階級以外に管理官や刑事部長などの役職があります。
たとえば、管理官には警視や警視正が任官されます。
刑事部長には通常、警視長が任官されます。

また、国家Ⅰ類・国家Ⅱ類で警察庁に採用された警察官（いわゆるキャリア警官）と地方試験で採用された警察官では、出世や待遇が全く違います。

Answer 3

警察庁長官、警視総監、警視監、警視正、警視、警部、警部補、巡査部長、（巡査長）、巡査です。
巡査長は階級ではなく役職名で、実際には巡査です。

Answer 4

下から、巡査、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正だったかな～