私は将来、声優を志望しています。 ですが、声優はなれる人とそうでない人が出てきますよね？ もしなれたとしても、ギャラ…

Question

私は将来、声優を志望しています。
ですが、声優はなれる人とそうでない人が出てきますよね？
もしなれたとしても、ギャラが問題です。そこで私は親から薦められていた薬剤師の資格を取っておきたいと思いました。
ですが、やはり両立は難しい職業ばかりです。
薬剤師の資格を取るには大学で６年間、勉強しなければならないとのことです。
卒業するのは24歳くらいです。
親に聞けば
『卒業して、薬剤師しながら學校に通えば良いんじゃない？』
と返してきました。でもこれって、絶対無理だと思うんです。
本業は声優をやりたい私にとって、薬剤師が本業になってしまうと思うんです。
確かに声優業は立場が不安定な世界です。専門学校などで選ばれなかったら終わりですし。
20歳過ぎても声優になりたい人OKっていう學校って有りますかね？
なければ、声優は諦めるしかないのでしょうか？

Answer 1

専門学校は何歳だろうが取ってくれると思いますよ。
ただあなたはそこで安心しきっていませんか？
年齢が年齢なだけに、肝心な事務所への所属オーディション等で取ってくれる事務所はぐんと少なくなるでしょう。
２４歳から学校に入ったとしても、所属オーディションを受けられるのは２年後ですからそのころには26歳ですよね。
養成所スタートという道もありますが、年齢制限を設けているところもたくさんありますので、また選択肢が減ってしまうでしょう。
24歳ならもうアウトというところもありますし。

あと、声優の勉強をする際は養成機関でまず２年、そこからまた事務所やほかの養成所等で訓練期間が２年…そこで運よく所属扱いになったとしてもまだペースがいい方です。

養成機関を卒業したときはフレッシュな10代だったけど、やっとデビューにこぎつけたのは25歳ごろだった…という方もたくさんいます。今10代の子たちが順調なペースでいったとしても22歳23歳でデビューをすることになります。

10代のころから声優の勉強を１から始めたとしてもそれくらいかかるんです。

つまり声優というものを本業にするまでは、何年も何年もかかる過酷な道なんです。
それに本業と言っても、みんな声優の収入だけではまかなえず、バイトなどをして頑張っているのです。
売れないうちや新人時代なんかはバイトの収入の方が多いと思います。
なので、なってからの方が大変な世界なんですが。常にふるいにかけられていく世界なので。

よく「遅咲きの声優さんもいるからがんばって」という方もいますが、それは「男性の場合」です。
男性声優はたしかに遅咲きの方も多くいらっしゃいます。
ですが、女性の場合で遅咲きの方(30歳くらいからデビューしたなど)はほとんどいないはずです。
むしろ女性は30代から一気に仕事が減ってくる世界です。20代で飛ぶように売れていても30代になった途端…という方もいらっしゃいます。
残念ながら女性は年齢も関係してくるのが現実です。

あと、お金の面もちゃんと考えてください。
専門学校の学費がいくらくらいか知っていますか？2年間で200万くらいするところが多いです。
養成所はもう少し安いと思いますが、上記のように年齢制限を設けているところも多いです。

そのあたりもちゃんと親御さんに相談してみてください。現実的にやはりどういう職なのか、認知度が低い職業です

Answer 2

社会保障もボーナスも健康保険もないそうです。厳しい話ですが、かなりの高確率で、成功しません。

しかももし失敗すればかなりの高確率でブラック企業内定です。

相当売れても収入はたいしたことがないとききます。

お金じゃない。将来もいらない。ただ声優がしたい！！

という強い意志があるのであればがんばってください。

想像以上の茨の道だと思います。

Answer 3

なんとなく、声優＆収入でぐぐってみたら、

新人は３０分アニメ１回で手取り８０００円とあった。
ふつう、週一だろうから、３２０００円

ということは、５本くらいにそれなりの役で出れて、やっと高卒サラリーマンとトントンなのかな。

放送本数を調べると、年間２００くらいだから、２クール入れ替えと仮定すれば、
同時放映１００本。
「ちゃんとした役」というのが、２０人／１本としたら、４００人が高卒相当もらえるのかな。
まぁ、映画もあるし、単価が上がっていくのもあるから４００人ぶんの「パイ」があるのかな。

ちなみに、プロ野球選手が１２球団で８００人くらいなので、単純換算、
プロ野球選手になるより、声優で食っていくほうが難しいのでは・・・・・・・