現在、国家公務員の肩書きを持ち、図書館で「司書」として正規採用している機関は1つもありません。 国立国会図書館は、職員は国家公務員ですが、「司書」としての採用をしていません。もちろん図書館ですから、役割として司書が行う業務も担当はしています。主な勤務地は、東京と京都で異動もあります。 国立大学法人は、既に法人化されています。ここの職員は国家公務員ではありません。国家公務員であった時代に採用になった人達が大勢いるので見なし公務員と称される事もありますが、これから採用される人達が定年退職するまで“見なし”てくれる保証は全くありません。 公務員ということであれば、地方公務員であれば一部の自治体で「司書」として正規採用をしていますよ。ただ、募集は非常に少ないですね。
私が東京都台東区の図書館司書を応募したときは、文京区にある会社に面接に行きました。 図書館とは何の関係も無さそうなところでした。 東大の向かいぐらいです。 区の図書館なのに、民営化されているのですね。 国立図書館とか、大学の図書館とかをお調べになってはいかがでしょう?
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