解決済み
警察官の志望動機について親戚のおじさんが警察官をしていたのを見て、子供心に将来は警察官になってみたいと思っていましたが、大学卒業が間近になるにつれ、その思いは強くなり、何度も受験しました。私は地域警察として、犯罪の予防検挙、交通の指導取り締まり、少年の補導等、の仕事をしたいと思います。 面接官に情熱や熱意は伝わりますか。 どうでしょうか? 悪いところがあれば添削をお願いします。
貴重な情報と添削ありがとうございます。面接試験用の志望理由です。 「県民の為に働く」が重要なキーワードですか? 志望理由で、父親や親戚が警察官で、影響を受けて自分も警察官になってみたいと思うようになった。 警察官の方が、言っていましたが、上のような志望理由が多いとおっしゃっていました。 そこで、私は悩んでいるのですが、他の受験者と違う特色をだす為、違う志望理由を考えたほうが良いのでしょうか?
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私の友人には、公務員(行政職、警察官)採用試験の面接官が数人います。 【基本的な配意事項】 ○ 警察官採用の書類選考、面接は、警察関係者だけではなく、都道府県の人事委員会の職員が中心となって行います。 注意すべきは、人事委員会は、警察官になる人が欲しいのではなく、「都道府県のためになる良い人材」が欲しいのです。つまり「どの人がより都道府県民のためになるか。」を選考するものなのです。ですから、志望動機もそれを意識したものでなければなりません。 あなたの文章は「警察官になって○○の仕事をしたい。」としか伝わってきません。これでは不足です。「警察官になって県民ために尽くしたい。」「県民の安全安心を守りたい。」「○○県の治安を守りたい。」という気持ちを訴えることが必要だと思います。 【添削】 ○ 全体的に動機が弱い感じがしますね。もう少し熱意が欲しいところです。 何度も受験したことは不要です。熱意は分かりますが、裏を返せば、何度も失敗した(落とされる要素があった)ということです。 ○ 叔父さんが動機になっていますが、どのような警察官であったのか、簡単に書いた方がイメージが湧きやすいです。 また、「親戚のおじさん」という言い方は変です。叔父が親戚であることは当然ですし、「さん」付けもおかしいです。 ○ 警察官になりたい動機としては、「県民(都民)の安全安心を守りたい。」という気持ちであるべきです。あなたの場合、「犯罪の抑止、検挙、交通の指導取締り、少年の補導等」が目的になってしまっています。何故、そのようなことをしたいのかが重要であり、勿論それが、「格好いいから」とか、「偉そうにできるから」では当然ダメであり、「県民の安全安心を守りたいから」でなければいけません。 【私見(記載例)】 ○ 志望動機は、提出書類用ですか?それとも面接用ですか? それにより、言い方は微妙に変えた方がいいと思いますが、私が、提出書類に書くなら、下記のような志望動機にするでしょう。 『叔父が警察官であり、(交番の地域警察官)として県民(都民)のために一生懸命に取り組んでいる姿を見て、子供の頃から尊敬し、その制服姿に憧れ、いつしか自分も警察官になりたいと考えるようになっていました。 そして、大学卒業が近づくにつれ、自分の生涯の職業として警察官を強く意識し、「どうしても警察官になりたい、警察官になって県民(都民)のために働きたい。」と思い、この度、警察官を志望しました。 警察官になったら、住民に身近な交番において、制服姿で犯罪の抑止や検挙活動などを行う地域警察官になりたいと思います。』※( )内は状況により変えて下さい。 ○ 面接の時に話す内容であれば、文を短く区切った方がいいかもしれません。 また、記載例の『警察官になったら・・(以下省略)・・』は聞かれたら話すことでいいと思います。 【面接官の参考意見】 ○ あなたもお分かりのようですが、私の友人の面接官は、口を揃えて「熱意がある者」と言います。 最近では、公務員専門学校で面接準備をするせいか、「皆が同じような返答して個性がない」とこぼしていました。 お行儀が良いばかりでなく、身を乗り出して「どうしても警察官になりたい。」と訴えるくらいの熱意がほしいそうです。 ○ 過去の受験歴は聞かれるでしょう。その際は、過去の勉強不足を認め、どうしても諦めきれない熱意を訴えることです。 頑張って下さい。 【補足】 ○ 面接で特色を出す必要はありません。 知ったかぶりや格好つける必要はありません。墓穴を掘るだけです。 とにかく、熱意を分かってもらうよう工夫してください。 ○ 私の友人は、「受験生の本当に警察官になりたい理由は何かを見極めるようにしている。」と言っていました。 特に注意すべきことは、「試験に合格したら、必ず警察官になる。」「採用されたら絶対に辞めない。」という気持ちであることです。 人事委員会や警察本部としては、採用を辞退されたり、途中で警察官を辞められることが一番困るのです。 つまり「自分は絶対に辞めない。」という意思を見せることが肝要です。 面接では必ず他の就職試験を受験しているのかを確認されます。そして、もし受験しているなら、「他の就職試験に合格しても警察官になるのか。」などと聞かれます。その答えにより面接官は、『本当に警察官になりたいのか、安定した職業につきたいだけなのではないのか、腰掛け程度ではないのか。』などを判断します。 ○ 圧迫面接に対する対応を準備した方がいいでしょう。 「地域警察官になれなかったらどうするのか?」「休みが少ないかもしれないけど平気か?」など圧迫面接がある場合があります。その時も、「県民のために」という考えを基本に「与えられた仕事を頑張り、県民のために尽くしたいと思います。」などと答えるよう準備したら大丈夫です。
なるほど:7
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