解決済み
お疲れ様です。 LPガスを運んでいる運送屋さんは、同じ高圧ガスでもLNG(液化天然ガス)を運んでいるところは現在は少ないです。 3月の東日本大震災で、LPガスが多少見直されるかもしれませんが、長い目で見ると少しずつ需要が減っています。主な理由は、①新築された一般家庭で採用されない(オール電化、都市ガスが圧倒的) ②工業用で使用していたところも規制の少ないガス事業法による都市ガスに転換しているところが多い -この2点です。 LNGはLPガスの変わりに工業用でサテライト基地での受け入れが多くはじまっており、ここ数年でLNGローリーがあちこちよく走るのを見かけるようになりました。 ポイントとしては、価格と技術力です。 まず価格ですが、LPガスのタンクローリーよりLNGのタンクローリーの方が非常に高コストとなり、資本がなければLNGのタンクローリーを購入することは難しいと考えます。 次に技術力ですが、LNGはガスの性状がLPガスと全く違うので、取り扱いにも気を使います。 運送屋でもそれなりの資本があったり、信頼があるところであればLNGのタンクローリーを購入するかもしれませんが、仕事の受注の関係もあるので、営業マンが上手に仕事がとれなければ、仕事を請け負いたくてもとれないことになるでしょう。 従って、LPガスの需要減、LNG(液化天然ガス)の需要増という単純な式でLPガスの運送屋がLNGを運び変えるというようにはならないと考えられます。ある県内でのLPガスの運送屋でLNGも運んでいる運送屋は1事業者しかありません。大半は、一般高圧ガスを運んでいた実績のある運送屋で、同じ超低温の液化ガス(液化窒素、液化酸素など)を運んでいた運送屋などです。 以上のことからご質問の回答としては「可能性はないことはないですが、現状では少ないと思われます。」ということになります。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る