解決済み
医師は薬剤師の仕事も出来るのですか? 医師が薬を決めて薬剤師が薬を患者に渡すので出来ますよね? では、薬剤師は何の為に居るのですか? 医師が指示した薬を出す位なら看護士にも出来ますが。 薬剤師は「病院」では無く「薬局」のプロなのですか?
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医師は、トランプで言うjokerのようなものです。オールマイティなのです。私は医師ですが、僻地の診療所に勤めていた時は、夜間に患者さんが来ると、自分でカルテを出し、診察してカルテを書き、自分で心電図やレントゲンを撮り、その所見をカルテに書き、点滴を調剤して点滴を刺し、処方箋を書いて、薬局で調剤をし、薬を分包して、窓口で薬の説明をして渡し、保険証と1万円預かっておきますから明日会計にきて下さいねと言っていました。この一連の仕事の中で、医師にしか出来ないことは、診察とカルテの記入と処方箋の記載のみです。後の仕事は、「医師の指示で」他の職種の人が行うことが出来ます。例えば、心電図は看護師や臨床検査技師、レントゲン撮影は放射線技師などがその役目を担います。薬剤師は、「処方箋通りに調剤して分包して薬の説明をする」のが主な仕事となります。また、OTCと言われるマツモトキヨシのような薬局で売られている安全性が高い薬や漢方薬などは、症状から医師の処方箋なしに薬を選ぶことが出来ます。さらに、投薬量などが間違えて書かれた処方箋がきたら、医師に疑義紹介をしなければならなかったり、患者が今服用している薬などを聞いたり患者一人に対する複数の処方箋をみて、相互作用などのチェックをする仕事もしており、薬に関しては医師より詳しくなくてはならない仕事です。ただ単に、医師の処方箋通りに調剤して、患者に薬を渡しているだけではないのです。
なるほど:1
もともと薬剤師は昔のヨーロッパで医者のお目付役として誕生したものです 医者による暗殺を恐れた王様がお目付役として薬剤師を作ったとか そのため欧米では医者に行くような場合でない病院は薬剤師に相談しようというように薬剤師は広く認知されてます まあ現代の医療においては薬剤師は医薬品アドバイザーや地域の科学者的役割ですかね 医薬品アドバイザーというのは現代では医療も複雑なので薬剤師も治療方針決定会議に入ったりするようです 地域の科学者というのは薬局の薬剤師さんで欧米のように相談する風潮は日本でも広まってきてます ちなみに法律では原則薬剤師が薬を渡すようにみたいになってます
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