解決済み
鍼灸師さん、柔整師さんに質問です。 ●鍼灸師さんは主に慢性の症状に対しての治療を行うと聞きますが外傷、急性・亜急性に対しての治療や整形に関するカリキュラムや勉強する機会はありますか? ●スポーツ鍼灸などがそれにあたるのでしょうか? ●柔整師さんは主に急性・亜急性に対しての治療と聞きますが慢性の症状に対しての治療に関するカリキュラムや勉強する機会にはありますか? ●あと、病気に関しての知識はどの程度身につきますか? ●また、どちらのカリキュラムや知識のほうがオステオパシーやカイロプラクティックを取り入れた治療を行うのに有利に働きますか? ●ちなみに私はスポーツ障害・外傷の治療と慢性症状の治療をオステオパシーやカイロプラクティックの手技を交えながら治療したいと思っております。 ●それと、ここ数年の保険問題などで厳しい立場が強いられていますが保険を使わず実費でやれば治療可能な範囲は広がりますか? ●保険なしで開業されているかたは保険なしで来院数は日あたり平均何人くらい確保できていますか? 質問ばがりでスミマセン、答えられる範囲でイイのでよろしくお願いいたしますm(__)m
auction_binbouさん 数軒受診しました。力量の差はありますね? acu_tomoさん 鍼灸有利ですか。整形外科・構造医学的に柔整師有利と言う意見も聞きますが慢性症となると鍼灸師の有利と?鍼灸も神経学は詳しく勉強するんですか? ten999aさん 骨折・捻挫等以外は鍼灸有利ですね。柔整師のほうが筋骨格神経系ってイメージがあるんですが鍼灸でも詳しく勉強するんですか?
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鍼灸師・柔道整復師ともに、臨床医学総論・各論などで、カリキュラムとして勉強する機会はあります。 鍼灸師の場合は、カバーする領域が広いので、各科にわたりますが、若干浅く広くという感じです。 柔道整復師の場合は、骨折と、脱臼に関しては、かなり深く勉強します。ただし、慢性の領域は浅い感じが否めません。 ●あと、病気に関しての知識はどの程度身につきますか? 鍼灸の場合は、ある程度の基礎的な部分はわかるようになります。 また、施術してもよい疾患かどうかの判別はつくようになります。 卒業後、臨床にたずさわりつつ、さらに勉強していくことになります。 ●また、どちらのカリキュラムや知識のほうがオステオパシーやカイロプラクティックを取り入れた治療を行うのに有利に働きますか? 鍼灸師の方が、より有利です。柔道整復師は、急性・亜急性期の外傷性の傷病の応急処置と、急性外傷のなかで捻挫、打撲、挫傷の勉強をします。オステオパシーやカイロは主に慢性の疾病や筋骨格神経系の障害を主にしていますから、相性がいいのは鍼灸ということになります。 ●それと、ここ数年の保険問題などで厳しい立場が強いられていますが保険を使わず実費でやれば治療可能な範囲は広がりますか? 実費でするのであれば、柔道整復のメリットは、ほぼ無いでしょうね。急性、亜急性の外力損傷をみるという点は、便利ですがね。 ●保険なしで開業されているかたは保険なしで来院数は日あたり平均何人くらい確保できていますか? 5人~20人くらいですかね。平均は難しいですね。もっと増やそうと思えば、ふやせれると思いますが、自分の時間も大切にしたいでしょうし、考え方次第ですね。 補足について 柔道整復師が扱うのは、急性、亜急性の怪我です。ですから、その重点的に行われる教育もそれに重きがあります。特に骨折、脱臼については深く学びます。それに伴う解剖学、整復法、固定法がメインですね。逆に言うと、そういった外力が原因でない慢性のものや、神経系の障害などはどちらかというと深くはないのです。 逆に、鍼灸の場合は、東洋医学の1療法なのですが、科学的な研究も進み、(大学ができたのが結構古いので。)また、科学的な手法もありますので、神経や筋肉について良く扱います。 カイロプラクティックもピンキリですが、たとえばその指標にレッグチェックを行います。その指標が、鍼灸では脈診になります。カイロではどちらかというと動的触診(モーパル)を重視しますが、鍼灸では、体表観察や触診を重視します。もちろん、視診、触診、その他の情報も総合的に集積し、判断をするのですが、扱う疾病、考え方、手法に共通する点が多々見られます。 もう一点、柔道整復は、構造的な破たんにたいして施術しますが、その対象は、四肢がその大部分を占めます。中枢に近い体幹部の脊柱等は、外力損傷して、骨折などの場合は、専門医に委ねるためです。ですから、カイロ等で脊柱等を本格的に学んだ方のほうが詳しいこともよくあります。(勿論、柔道整復師も基本的な解剖学等はわかっています。ただし、脊柱の運動分節に関することやその周辺軟部組織構造、顕微鏡下での構造等は本格的にカイロを学んだ方のほうが深いですよ。)
鍼灸師です。 ●慢性疾患だけとは限りません。少なくとも私は急性も治療します。整形外科分野も当然学校のカリキュラムにあります。捻挫や打撲も私は治療します。 ●スポーツ鍼灸は知りません。 ●(柔整は専門外) ●当然学校で学習します。卒業後も研鑽します。 ●私はオステオパシーをしていますが、柔道整復師の方は若干触診力野点で落ちるような気がします。また、解剖学も鍼灸の方が詳しいように思います(少なくとも解剖学の教科書は鍼灸の方が詳しいです)。ただし、オステオパシーは鍼灸学校のカリキュラムだけでは役に立ちません。医学生が使う解剖学書が必要です。 ●がんばってください。カイロプラクティックは知りませんが、オステオパシーは詳細な解剖学知識とそれを頭で3次元に再現できる能力、1ミリ以内を見分けることのできる触診力が必要です。 ●保険は治療範囲が限られるので扱っていません。 ●1時間おき、お一人45分程度の治療で、1日に8人治療します。それ以上は気力が落ちるのでしません。気力が落ちると正確な施術ができないからです。
鍼灸師+柔道整復師です。 鍼灸師・柔道整復師ともに、臨床医学総論・各論などで、急性期・慢性期の症状については、カリキュラムとして勉強する機会はあります。これは、スポーツ鍼灸に限らず、普通の課程でも必須教科です。 ただし、柔道整復師は、あくまでも急性・亜急性を対象とするとされていますので、施術のカリキュラムとしては、それが主になります。 ●あと、病気に関しての知識はどの程度身につきますか? 学校だけの勉強では微妙です。学校というのは、時間数が限られていますし、教科書だけでは、判別できない疾患は多々あります。ですので、実践の場で分からなくて調べるということも多々あります。 でも、自分の身を守るためにも、最低限でも施術してもよい疾患かどうかの判別はつくようにしています。 医師ではありませんので、無理な場合は、患者さんにも病院に行くように紹介する必要があります。(骨折・脱臼はもちろんですが) ●また、どちらのカリキュラムや知識のほうがオステオパシーやカイロプラクティックを取り入れた治療を行うのに有利に働きますか? この点については、私は、どちらかというと鍼灸師の方が、より有利だと思います。柔道整復師は、先にも挙げたとおり、急性・亜急性期の外傷性の疾患の応急処置が主になります。 そういう点で、オステオパシーやカイロプラクティックを取り入れるのであれば、鍼灸師の方が良いと思います。 ●それと、ここ数年の保険問題などで厳しい立場が強いられていますが保険を使わず実費でやれば治療可能な範囲は広がりますか? 柔道整復師では、厳しいでしょう。柔道整復師は、保険を使う・使わないに限らず、急性・亜急性が対象ですので。 ただし、患者さんは区別が付きませんので、肩こりで・・・慢性腰痛で・・・「整骨院」と来られる方は多いです。 柔道整復師および鍼灸の保険がつかえる患者さんは、保険でやっても良いと思います。(鍼灸の場合、医師の同意書が必要ですので、それを持ってきてくださる方に限りますが) ●保険なしで開業されているかたは保険なしで来院数は日あたり平均何人くらい確保できていますか? 開業してまだ日が浅いので、まだ微妙です。でも、少しずつ増えては来ています。 最初は1~2年は、何とか持ちこたえられるぐらいの資金は必要と言われます。 やり方によると思いますが、人によっては、しっかりやっている先生もおられます。 ただし、実費でやる場合、腕がものをいいますので、それを考慮してがんばってください。 《補足について》 「整形外科・構造医学的に柔整師有利と言う意見」は正しいと思います。鍼灸師が授業で習う範囲では、詳しくはやりません。 また、神経学に関しては、「はり理論」という必須教科でもある程度入ってきます。現在解明されている鍼の治効理論は、神経系に基づいていますので。ただし、学校によって差はあると思います。どちらの資格にしても学校は、国家試験をまず通すことを目標にします。特に専門学校ではその傾向が強いようです。あとは、自分で勉強するかどうかだと思います。
いちど整骨院でも鍼灸院でも、治療を受けてみるとか、見学された方が良いと思います。そうするとぜんぶ答えが出ると思いますが。 結論から言うと、スレ主さんには柔整師を目指す方がより適切であると思います。私見ですが、手技による施術は鍼灸よりもよっぽど高い技術が必要だと思います。いい先生の下で修行されてください。
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