ちょうど、私が電験3種(全教科2年目合格)を持っているのでアドバイスさせていただきます。 電験の本は結構マイナーなので、大型書店(紀伊国屋やジュンク堂)などに直接行って色々見てみるのがいいと思います。 正直、「参考書によって合否が決まる」といっても過言ではありません。参考書の選び方ですが、問題数が豊富で解説が詳しいものを選びましょう!問題数が少ないものは、あんまり意味ないです。3種ですと、数学で三角関数や行列式の計算や微分積分の基礎は押さえておいてください(高校の数学の教科書または三種の数学用の本でOK)。また、電気回路の基礎知識として、「直流回路」と「交流回路(対称三相回路)」のところまでの計算力は最低限必要です。この内容がわからないと、理論はもちろん、他の教科の計算問題はほとんど解けません。もし、分からない場合は電気回路基礎の本を1冊勉強するといいと思います。 電気回路の基礎の本は色々良い本が売っています。私のお薦めは、「電気ビギナーシリーズ 初めて学ぶ 電気回路計算法の完全研究」著(永田 博義)オーム社→ページ数と解説が適切で、電気回路の広い範囲をカバーしている。ただし、電験三種以上の内容も含まれている。 私のお薦めの参考書は、 理論・機械・法規の計算問題:「電験三種計算問題の徹底研究」著(家村 道雄)→とにかく、計算問題に関してはこの1冊で幅広い範囲を網羅。この本だけでも、全科目の計算問題にほぼ対応できる。 電力:「電験三種徹底解説テキスト 電力」(実教出版)→間違いなく、電力の問題集のなかで解説が分かりやすく、問題数も豊富。この本を完璧にすれば、電力は間違いなく合格できます。 機械:「上記の 機械バージョン」(実教出版)または「電験三種受験テキスト 機械」(Ohmsha)→とにかく問題数が多いけど、ページ数が多いので参考程度にするといいかも! 法規:「上記の 法規バージョン」(実教出版)→法規の計算問題がどの参考書よりも多く載っているため。 過去問:「電験3種過去問題集」(電験問題研究会)→9年分収録、他の過去問集の中で、一番解説が詳しいです。 勉強方法ですが、 1番始めに手をつけるべき参考書は「過去問」です。はじめは、用語などわからないことばかりかもしれませんが、傾向をつかみましょう。過去問(最低10~15年分)だけでもマスターするば合格できるでしょう。そのくらい、過去問は大事です。 つぎに、重要視するべきものは計算問題です。理論はもちろん、三種に関しては計算問題が80%以上できないと合格はまず無理です。なので、計算問題を完璧にしましょう。とくに、文章問題は点数の割合が低く、毎年、絶対解けないだろうみたいな問題も出てきますので、計算問題よりもウェイトを下げてもいいと思います。 あとは、弱点や過去問で分からない部分はそれぞれの各科目の参考書を見て克服するのがいいと思います。 大体、1科目につき2ヶ月くらいの勉強が必要です。あと、1年目は科目合格を狙うよりも、全教科をまんべんなく勉強している人のほうが合格率が高いような気がします。また、どうしても分からない問題は、この数値はありえないだろうと消去法でいくと回答率が上がります。 結構、難しいですが、合格をお祈りしております! 追記:上記のmazdabrowncarpさんの意見に反論があります。電験はとても幅が広い分野です。ただ、「やみくもにまんべんなく全ての範囲を覚える」には無理がありますし、ほとんど出ない問題までこなすのは「非効率・時間の無駄」です。「過去問」で出題傾向を知ることで「的を絞る」ことができ、効率がよくなります。 また、3種よりも1、2種のほうがこの傾向がより強くなります。実際に、電験1種合格者(ウェブサイト)の方で、過去問を数十年分をひたすら繰り返して合格した方もいます。1、2種のテキスト(科目別でも)をみればわかるとおもいますが、過去問10~20年の出題傾向を分析して、そのまま過去の問題が載っています。 そのくらい、過去問は重要です。私の同期で電験受験者がけっこういましたが、過去問をやらずに出題傾向もわからないまま、いきなり科目ごとに勉強している人のほうが範囲の広さに挫折して、不合格になっていました。 そもそも、質問は「3種について」なのにmazdabrowncarpさんが、1,2種の話を持ち出してくる意味が分かりませんし、効率的な勉強方法の回答がなく、質問者様に対して失礼だと思います! 質問者さまや他の回答者の方、不快な思いをさせていたら申し訳ありません。
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下記の方のやり方では三種止まり。 一種二種を目指すのなら1科目一冊のテキストを選ぶ。 オーム社はイラストが多い。 電気書院は文章や数式が多い。 どちらが良いかはあなた次第。 時期的には今年全部合格するのはかなり厳しいと思います。
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