日本の石油を日本に持ってきてるのって、やっぱり商社がほとんどなのでしょうか？ 日本が一日400万ガロンの石油を使うのに対…

Question

日本の石油を日本に持ってきてるのって、やっぱり商社がほとんどなのでしょうか？ 日本が一日400万ガロンの石油を使うのに対し、ＪＡＰＥＸを通して日本に持ってこられる石油は、約40万ガロン?と聞いたのですが・・残りの石油はどこから来るのでしょうか？ 石油メジャーから商社が買い付けてくるのですか・・・？稚拙な質問で申し訳ないのですが、わかる方がいらっしゃいましたら、ご教授お願いします。

Answer 1

日本に石油を持ってくるのは、石油精製会社(JX、出光、コスモ、昭和シェルなど)の割合が圧倒的に高いです。石油精製会社が主に中東で原油を購入して、タンカーを用船して、それに原油を積んで日本に運んでくるのが殆ど(9割弱)です。
石油精製会社が買い付ける先(売り手)としては、産油国の国営石油会社の割合が最も高いです。その次に石油メジャーや日系石油開発会社(JAPEX＝石油資源開発株式会社も日系石油開発会社の1つ)です。日本の総合商社の割合は現在は低いです。
日本の原油の輸入量は1日当たり350万～370万バレル程度です。
1バレル＝42米ガロン＝158.99リットル
質問者さんが「JAPEXを・・・40万ガロン」と書かれたのは、「日本の原油輸入全体の中で日系石油開発会社が売り手となっているのは約1割」という意味じゃないかな？と思いました。
日系石油開発会社が売り手となっている原油は、「自主開発原油」、或いはくだけた感じなら「日の丸原油」と呼ばれています。