高卒で警察官になることについて悩んでいます。。。。

Question

高卒で警察官になることについて悩んでいます。。。。僕は高卒で警察官になりたいと思っていますが、周囲の人間にはことごとく反対されています。
僕の意見としては、僕のなりたい職業が「警察官」と決まっているので大学に行く必要はないと思うからです。
それに大卒で受けて、必ず受かるという保証もないから高卒で夢へのチャンスがあるのならば挑戦してみたいと思いました。
試験に落ちても高卒で就職はしないで大学入試を受けるつもりです。

親曰く、高卒で入って警察官をやめるようなこと〔病気、ケガ、現実とのギャップ〕があったときに高卒じゃつぶしが利かないからや、大学へ行って他の職業も探して欲しいだそうです。
ちなみにそうはいっても大学へ言った場合、公務員コースなどがある学科に入ろうと思っていますし、試験対策講座が充実している所など「警察官になるために」を第一信条として大学選びをしています。

もちろん、ここでの回答で決断するようなことはしませんが参考程度に皆さんの率直な意見を聞かせてください！

補足

自分はtodai_saikouさんみたいに、昇進のことについては悩んでいませんし難易度がさらに上がるキャリアも目指していません。
昇進や給料のことはもちろん生涯にかかわる大事なことだということは重々承知していますが、この場で取り上げているのは給与の高い低いでも身分の高い低いでもありません。親もそのことには頑固なほどこだわりは持っていません。

Answer 1

警察官を一生続けるなら高卒がよいと思います。警察官の仕事の中で怪我や病気をしても民間より保証はよいし、傷病区分の仕事(事務や用務など)があるので安心です。しかし警察が嫌になって辞めるときは転職がかなり不利ですが、警察官を続けながら機動隊などに配置になれば大型運転免許や危険物、スクーバなどの免許を取れるチャンスもありますし、仕事を続けながら、通信制大学に通い高卒警察官が大卒になった例もあります。(仕事に追われ勉強するのはかなり大変ですが)警察学校はかなり厳しいですし、実務では検挙目標もかなり厳しく、なにより刑事ドラマの警察官のイメージと現実のギャップが激しく精神的にも肉体的にも過酷ですが、覚悟して警察官になるなら高卒警察官をオススメします。最後に信じられないかもしれませんが警察官(刑事)の仕事時間の九割以上は書類作成です。大卒が有利な点は大学の卒業論文などの文章力が刑事の書類作成に直結することです。高卒警察官のほとんどは作文は慣れてますが論文慣れしてないため、警察の書類の作成に何年も何年も悩む人が多いです。

Answer 2

警察官を目指す場合、高卒・大卒で受験することについて、何れも一長一短があります。
全体的な傾向で書くと、高卒の採用枠は縮小（公務員全体がそうです）気味で、大卒の採用枠は拡大しています。その結果、大卒者の採用が多数になっている現実があります。

大学の４年間というのは就職研究の内容を深める良い機会でもあり、「どうして警察官を希望するのか」という理由を、改めて考え直す機会にもなるでしょう。
警察に限らず、理想と現実の差が大きく、憧れだけではつとまらない仕事が多いです。
大学に進学すれば、希望を目指しつつ現実を見据え、様々な分野に在職する先輩方から話を聞くなどしてくして、何が必要なのか、自分は何がしたいのかなどをじっくり考えながら、職業意識を高めていけば良いと思いますよ。

職業研究を進めていくと分かりますが、警察に関連する職（検察事務官、警察事務官、麻薬取締官、労働基準監督官、公正取引委員会、税関など）も結構あり、大学に進学することで、これら職種を研究する時間が確保できます。
実際、警察官志望で大学に進学した後、先輩方から色々話を聞いて、警察以外の興味をもった分野に就職活動を進めていく例は多いですし、希望する分野の仕事にストレートに直結する仕事を見つけて、そちらを第一志望にすることも珍しくありません。

これらを踏まえると、大学に進学さることを優先したほうが良いのかな、と思っています。

大学であれば、地元警察には地元国公立や地元有力私大からの実績が大きいです（公務員コースの有無ではなく）。
また、警察官希望であればご存知でしょうが、全国警察の採用実績は、日本大・東海大・国士舘大が伝統的に大きく（学生数と警察官実績の比率で見ると、東海大、国士舘大、日本大の順かしら）、最近では日本文化大も採用比率が高いです（こちらは警察官以外の就職を考えると、難があるかもしれません）。
警察官になりたい、という大前提を置いて大学受験を考えるのであれば、東海大、国士舘大、日本文化大を視野にいれることになるかもしれませんね。