解決済み
新聞に今回新しく検事総長になった方は法務省の事務次官の経験がないと書いてあったのですが、検事が事務次官をやるというのはどういうことなのでしょうか?事務次官というのはキャリア組のトップですし、検事とは別物じゃないのでしょうか?出生したい検事の方などが事務次官の仕事をするのでしょうか?
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今までの検事総長でも事務次官の経験がない人はいます。ただし、殆ど全ての人が法務省勤務の経験が有り、経験無しで検事総長になったのは二人目です。その意味で珍しいとされています。このように検事も法務省の管轄の国家公務員なので多くが法務省に勤務します。前検事総長は38年間のキャリヤで20年間は法務省に勤務しています。(法務省に勤務している間は検事の身分を失います)そして、他の省庁では事務次官がキャリヤ組のトップですが法務省においては検事総長の方が序列が上なのです。それは検事総長が国務大臣と同じように認証官(天皇陛下により直接認証されてなる官)であるのに対し事務次官は認証官ではないことからも判ります。検事にとっては事務次官は出世コースの1段階なのです。と言っても事務次官が検事総長から指揮命令を受ける訳ではありません。あくまで別ルートの指揮命令系統です。
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