解決済み
最近死化粧師のアルバイトを始めたと言う知人(学生)がいます。 あまりに嘘臭いので疑問に思ったのですが、死化粧師とは学生でもできるアルバイトなのでしょうか。 ちなみにその子が片思いしていた人物が不慮の事故で亡くなった際、死化粧は自分がやった…と日記に書いていました。仮に死化粧師のアルバイトに付けたとしても、志願すればやらせてもらえる様なものなのでしょうか。 宜しくお願いします。
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それって、納棺師じゃないの?“おくりびと”でしょ。 納棺師は、故人をお棺に入れる前に化粧したり着せ変えしたりする人。 免許や資格はいらないから、ひょっとしたらバイトでも出来るかも。 まぁ、葬儀屋さんの考え方によるだろうけどね。 エンバーマーは資格が必要だからバイトじゃ出来ない。 薬品使ったり、ウィルス感染の危険、死んじゃっていても人の体に傷を付けるからね。 アメリカの葬儀学校を卒業し、2年のインターンの後、エンバーマーの試験を受けて 合格しないとライセンスがもらえない。 このライセンスは国際的なものだから、取って帰ってくれば日本でエンバーマーとして独立できる。 日本では専門学校があるけど、そこでのライセンスは現在の法律上認められていない。 あくまでも“民間の資格”の域を抜けない。 その資格は厳密に言うと、エンバーマーライセンスとは言えない。 国内でライセンスを取ったからと言って、それだけではエンバーマーとして仕事をするのは困難だね。 なので、質問者さんの言っている“死化粧師”は“納棺師”です。
死化粧師=エンバーマーってことで回答します。 エンバーマーはエンバーミングを行う者です。 遺体の消毒や保存処理を施し、場合によっては修復し、長期保存を可能にするための技法です。 エンバーミングには細菌感染等の危険もあり、専門的な技術・資格が必要です。 日本の場合は99%の遺体が火葬されているという現実(=長期保存をしない為、需要の関係からも日本ではまだ技術者の数が少ない)があり、検視の制度も確立されていますので基本的には医療従事者(医師・看護師等の医学資格を有した者)が死後処置を行います。最近ではエンゼルケア・エンゼルメイク等の別称で呼ばれたりしています。ドラマやなんかで耳にしたことがあるのではないでしょうか? 死に化粧(故人の髪や顔を整え、化粧をすること)だけなら素人でもできますが、死化粧師(エンバーマー)にはなれません。 また、昔と違い最近は病院での死後処置時に死に化粧も施しますし、そうじゃない場合でも葬儀社の方が行ってくれます。死後硬直がはじまるとご遺体を動かすことが困難になりますので、現場では素早さが求められます。なのでまあ素人が行うことはあまり現実的ではありません。 地方だと土地の習慣(慣習)に従って云々ってこともありますが、それでも……う~ん。 故人の最後を彩り、故人を送り出す最後のお別れの時でもあるので、旅立ちの準備を遺族が手伝う(この場合、葬儀社が遺族を手伝うの方が正しい)時に不手際があっては葬儀社的にも大問題なのでアルバイトに任せたりはしないはずです。
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