京都の特別支援学校について

Question

京都の特別支援学校について私は教職課程で小・中・高の免許を取得予定です。
京都の特別支援学校は養護教諭の免許がなくても教員免許だけで大丈夫、という話を聞いたのですが本当でしょうか？
また、教員免許だけで採用される都道府県はあるのでしょうか？
小学校などから特別支援に移動という話もききますが…。

Answer 1

うーんと…ちょっと話しを整理させて下さい。
特別支援学校で養護教諭になりたいのですか?

多分違う気がします。特別支援学校の指導をする教員になりたいんですよね???
本当に養護教諭だったら申し訳ありませんが、誤解する人が多数なので念の為…

特別支援学校の教員免許は特別支援学校の教員免許です。
養護の免許は保健室の先生です。
分かりづらいですが、養護学校＝特別支援学校＝特別支援の免許です。
養護学校の免許が養護教諭の免許では無いですので注意して下さいね。

特別支援学校で保健室の先生になりたいなら別ですが、普通に指導する場合は勘違いですので注意して下さいね。

さて、京都の話しは本当です。
が、来年度がそうとは限りません。毎年採用人数や採用条件は変わるのでご自身が受ける場合はしっかりと確認して置いて下さい。
ちなみに法律では"当分の間"は免許が無くても指導出来るとなっています。
(法律が出来てから永遠に"当分の間"なのですが…)

さて、免許が無くても良いですが、当然ですが有れば有った方が良いです。
ちなみに特別支援の免許は視覚・聴覚・肢体・知的・病弱の５領域に分かれていますが、実際問題としては事故で肢体に障害を負い、かつ視覚や聴覚に影響を受けている生徒も居ますので実際の指導は複数領域の指導が必要な生徒は沢山居ます。
この為免許保持者限定にすると採用後にこの指導は出来るけどこれは無理となってしまうので非現実的です。

また、当たり前ですが特別支援で指導するのはメインは普通の授業です。
特別支援の場合、質問者様達がなる普通の教諭以外に、自立教科教諭と自立活動教諭が居ます。
自立教科教諭は学校卒業後に生徒が社会的に生活出来るように職業指導をします。
昔は鍼灸指圧が多かったので現在もなれる人は医師免許保持者や按摩マッサージ師の資格を持った人、理学療法士や理容師資格など国家資格保持者が大半です。
また自立活動教諭は教科の指導はせず、純粋に言語障害とか各障害に対応する専門です。

長くなり脇道にそれましたが、ご自身の採用試験の時の採用情報だけは発表されたら直ぐに確認して下さいね。