今日 事業仕分けの対象になったジョブカード制度の廃止とキャリア形成促進助成金 の廃止っていつから 廃止なんですか？又、…

Question

今日 事業仕分けの対象になったジョブカード制度の廃止とキャリア形成促進助成金
の廃止っていつから 廃止なんですか？又、これってどういう事なんでしょうか？来年から基金訓練の受けながら学校に行こうとおもってます。
なにか 影響あるのでしょうか
お詳しい方 お願いします

Answer 1

今回のジョブカード制度の廃止で影響があるのは、日本版デュアルシステム・実践型人材養成システム・有期実習型訓練の３つの事業になり、キャリア形成促進助成金の廃止で影響があるのは、専門的な訓練・短時間等労働者への訓練・認定実習併用職業訓練・有期実習型訓練・自発的な職業能力開発の支援の５つの事業になります。
ジョブカードについては、以前より、市販の履歴書と大差がないと言われていたこと（職務経歴とキャリアシートに関する様式は市販の履歴書とは違っており、作成する過程での自己棚卸・自己理解ができるため有用ではある）と、ジョブカードの評価シート（評価基準があいまいでほとんど意味がない）を利用する３つの事業のうち実践型人材養成システム・有期実習型訓練の２つの事業が普及していないこと、普及こそしているが、日本版デュアルシステムが訓練受託施設と訓練受講者に不評である（OJTの受け入れ先事業所を確保するのが困難であるうえに、OJTがインターンシップとは異なり、雇用に結び付くことがほとんどない）ことが原因となっております。
キャリア形成促進助成金は、単純に申請までの手間が非常に面倒で普及していないことが原因になります。
両制度とも廃止時期は未定ですが、そう遠くはないでしょう（今年度限りが有力か？）。
ちなみに基金訓練におけるジョブカード（基金訓練版ジョブカード）の財源は、雇用保険の特別会計とは異なり、直接的には仕分けの対象ではないのですが、ジョブカード自体は同じものを使用しているため、廃止となる公算が大きいです。また、基金訓練自体は今年度末月の開講までで一旦終了し、新制度への移行の予定となっております（仮称：求職者支援制度）。
ただし、時期は未定です。