解決済み
私は看護師を目指していて、海外で看護師として働きたいと思っています。アメリカやカナダでも国外からの看護師を優遇して採用しているようなのですが、実際は軽視されたりあまりよくないと聞きますがどうなのでしょうか? 他にも海外協力隊などの日本から発展途上国に行くというものがあるようなのですが賃金などはどうなっているのか詳しく知りたいです。 海外での仕事のこと、知っていることなどの情報提供をお願いします。
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アメリカで看護師として勤務しています。アメリカ赤十字の支援活動でアフリカでも活動しました。 まず、あなたはどのように看護師になろうと思っていますか? ①日本で看護師になってからアメリカの看護師の州試験を受ける ②アメリカかカナダの大学を卒業して、現地の看護師になる ①の場合、ニューヨークやカルフォルニアでは現地の看護学校を卒業していなくても、日本の看護師免許を持っていれば日本の国家試験にあたる州試験に直接挑戦する権利を得られます。 ②の場合、アメリカの看護師免許であれば日米間の協定である程度の条件を満たしていれば日本の看護師国家試験を、日本の看護学校を卒業していなくても受けることができます。 要は、日本(もしくはアメリカ)で看護師免許を持っているからといって、いきなりアメリカ(もしくは日本)の病院には採用してもらえないということです。 また、なかなか難しい現状もあります。 ①の場合、州試験の申請・受験に英語力が必要です。もちろん一般的な英語から医療英語で仮にペーパー試験に合格できる程度の英語力を修得しても、就職してからもっとレベルの高い英語力が必要。 そして労働ビザの問題。外国人が働くにはビザが必要です。アメリカで外国人の看護師がの就職が優遇されているというウワサは、ひとむかし前に看護師向けのH-1ビザという看護師特別枠があったからだとおもいます。しかし現在は凍結されており、いつ復活するかわかりません。また、外国人を雇うためのビザ申請は大変で、病院側もあえて外国人を雇うという努力をしているところは少ないかと思います。 ②の場合、看護学部の競争率の高さが問題になります。アメリカも不景気で安定志向の人が増えたことや、日本に比べ看護師のステータス・収入が高いことから、看護学部に入学待ちの学生が多くなっています。それまでに一般教養を修めて、順番待ちの名簿(ウェィティングリスト)に名前を載せてもらい、欠員が出るのを待って試験を受けます。試験で誰よりも高得点を取らなければいけないのはもちろんのこと、一般教養の科目でも優秀な成績を修めておかなければいけません。 海外協力隊で活動するぐらいの短期間、海外にいたいなら日本の看護学校を卒業して、そういった活動への参加に理解のある大学病院に就職するのが無難ではないでしょうか?派遣されている期間も一時休職として継続雇用してくれるところや、JAICAから支払われる手当とは別に給与を払ってくれる病院まであります。 海外で看護師として本格的に勤務されたいのであれば②の方法が唯一、現実的です。看護師である以上、医療用語を使えなければ仕事にならないのは日本も海外も同じこと。海外でプロの看護師として働く以上、そしてその思いがある以上、英語の勉強は苦にならないはずですよね。めでたくあなたが州の看護師試験に合格すれば、あなたが外国人(日本人)でもアメリカ人と同じもしくはそれ以上の努力をしたあなたはアメリカ人の看護師と同等に扱われます。もし外国人ということで待遇に差が出たらアメリカという国ではすぐに裁判になり、そして差別的待遇をした方が負ける、そういった国です。 JAICAに電話すると担当者が看護師派遣の現状や賃金ぐらいは教えてくれます。最初は難しいかもしれないけど、海外で活動したいならそれぐらいの行動力がなきゃ!頑張って!
アメリカもカナダも、その国の国家試験に合格し免許を得る必要が有ります。当然語学力も必要。看護協会のHPに海外の看護事情が載っています。 青年海外協力隊はJICAのHPを見て下さい。基本的にはボランティアです。渡航費用や現地での生活費、それに若干の賃金が支払われますが大した額ではありません。JICAは事業仕分けでかなり予算も減らされたし。協力隊の看護師枠の希望者は多く選考試験もあります。看護師より保健師の有資格者や看護教育経験者の方が有利です。
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