薬剤師です。 それなりに需要はありますが、生涯賃金に大きな変化はないと思います。 薬学部の入学者数(供給)が10年前の1.5倍以上ですし。 医療費を抑えたい行政側の都合からすれば、薬剤師の待遇を良くする方向へ持って行くことはないハズ。 アメリカでは、薬剤師の平均給与は医師の7割位と聞いたことあります(資料無し)。 薬剤師に権力・権限があるから、結構もらえるのです。 日本の薬剤師の給料が安い(権力・権限が少ない)のは、歴史的背景があります。 日本以外の先進国では毒殺が横行していましたが、医師に薬を持たせるとどんな権力者も生命の危機にさらされます。 権力者だけではなく、 一般市民の奥さんが旦那にヒ素(無味無臭)を料理に混ぜ、病死にみせかける、ということが多発しました。 ですので、「医師は薬を決める(処方)、薬剤師が薬を出す(調剤)」という仕組みが必要だったのです。 日本では、歴史的に毒殺がほとんど無かったので(書物に記載があっても、架空の話が多い)、分ける必要はありませんでした。 日本人は医師を疑わず、薬剤師は付録だと思っています。 付録を厚遇する理由はありません。 一般的な新卒の目安。 病院薬剤師は毎月240時間労働で年収300万円、 調剤薬局なら170時間労働で年収400万円、 製薬企業(創薬)なら200時間で年収400~600万円、 MRなら300時間労働で年収500~1000万円です。 病院勤務は支給総額でも時給単価でも看護師より安くなることもありますが、病院内では「先生」と呼ばれたりします。
できる人とできない人の格差が大きくなるのではないでしょうか?調剤だけ、OTCだけでは生き残れません。
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