解決済み
おそらく、一番の早道は、旅行雑誌を発行している出版社に入社して、旅行雑誌の編集部に配属され、現役のプロのライターに混じって、自分もサラリーマンとして旅行記事を書くことを出発点にすることでしょうか。 旅行雑誌を担当されたかどうかは存じ上げませんが、宮脇俊三さんは文芸春秋出身だったと思います。 新聞記者として、レジャーや旅行関係の記事などを専門にして、やがて独立するという方法もありますね。 種村直樹さんが、毎日新聞出身だったはず。 編集プロダクションに出入りして、フリーのライターとして仕事をもらうという方法ももちろんありますし、編集プロダクションの社員として活動する道もありますし、自ら編集プロダクションを起こすという手もあります。 フードコーディネイターであり、編集プロダクションの社長でもある門上武司さんなどがそうです。 旅行記を書くつもりなどサラサラなかったと思うのですが、ソトコトという環境的な雑誌に、「スローフードな宿」という連載を持っています。 宿と食の紹介だけではなく、そこへ至る道程なども描写されていて、旅行記っぽいです。 旅行関係の投稿などの募集があれば、応募して、賞を狙うということももちろんアリですが、賞の種類によって、プロの道が開かれているのか、趣味人の中から優秀なものを表彰しましょうという狙いなのか、単に読者投稿の域を出ないものか、雑誌によって異なります。 また、旅行と全く関係のない会社のサラリーマンであっても、社内報があるような大企業でしたら、その執筆に手をあげ、休日をこんな風に過ごしました、というような旅のエッセイを書く、というのを出発点にしてもいいように思います。 さらに、賞などと関係なく、完成作品を投稿したり、持ち込んだりするのも、もちろんアリです。 もっとも遠回りかもしれませんが、一般の作家(小説家)や、評論家になって、そこで「旅好き」をアピールして、旅行記を依頼されるのを待つ、というのも手かもしれません。 辻真先さんや津山紘一さんなんかがその部類ではないかと思います。 最後に、一番簡単で誰でも慣れるのが、「WEBのライター」です。 自分でホームページを作って、そこに旅行記を発表すればいいのです。 プロバイダとネット接続の契約をすれば、基本的な容量でホームページスペースのレンタルがついてきますので、それを利用してもいいですし、別途ホスティング契約をするにしても、一番簡易なものだと、2000~3000円程度からあります。趣味のための月々の経費としては安いものですし、それが自己プロモーションだと考えれば、屁みたいな経費ですね。 出版社の編集者は、ネットでそういった自己作品を発表しているサイトを、適宜訪問しているみたいです。 いわゆる作家の先生ではなく、素人相手だから、「ものにならなくて当たり前、ものになったらラッキー」くらいの手軽さでアプローチできること、メールのやりとりだけである程度済んでしまうこと、ものにならなかったら音信不通にするか、「申し訳ございません」のメール一本で関係を終わらせることができるなど、非常に簡便に新人発掘ができるからです。 ただ、旅行記と言っても色々ありますし、あなたの目指すものはどういう書き手なのかによっても、ねらいどころは違ってくると思います。 多くの場合は、旅行記というよりも、特集や何らかの狙いに応じて、現地に取材をしに行って、現場を紹介するというのが主流でしょうね。つまり、実体はタウン誌と変わらない。 また、旅行記(誌)にも好みや傾向があります。うまく説明できませんが、僕は「旅」よりも、「旅と鉄道」という本の方が肌に合い、好きです。
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