こんにちは！理学療法士の方、医療関係職の方、それ以外の方でも構いません。伺いたいことがあります。

Question

こんにちは！理学療法士の方、医療関係職の方、それ以外の方でも構いません。伺いたいことがあります。先日、県内の病院に医療体験で「理学療法士」の職種を体験させていただいて、
やっぱり理学療法士になりたい！絶対になってやる！
とついに自心の迷いと決別できたのですが

PCなどで情報を集めていくうちに、数年後（３、４年後）には飽和状態になり、「今後は年が経つに連れ、全ての新卒者が就職できることはなくなり、就職希望者が就職できなくなってしまう」
という実状を知ってしまいました。
現在働いておられる現職の理学療法士さんたちは大丈夫でしょう。でも今後志していこうとする者たちはどうなってしまうのか、不安でなりません。

こんなに思いは強いのに、こんなに先が真っ暗だなんて…
人のために自分の能力を役立てたい！と意気込んで資格を取得したのに、就職できず働けない
なんてことになるのはとても辛いです。

無謀なことを承知で理学療法士の道に進むか、進む道を変えるべきか。
最後には僕自身、自分で決めなければならないことは重々承知です。難儀な質問かもしれませんが、みなさんの意見のわけていただけると幸いです。どんなコメントでも構いません。よろしくお願いします！

補足

理学療法士の方たちが団体（組合？）を作ろうとされているみたいなのですが、
それによって今後好転していくことはないのでしょうか？

どんな見解でもいいのでご意見お願いします！

Answer 1

現職のPTです。

就職の事については、残念ながら既に就職浪人が出ているのを聞いてます。
しかし、まだ少数で都市部の病院などで人気の高い所を希望されたり
小児などの特定の就職先を希望されていた方が多いです。
希望する場所や施設、分野などを広くすればまだまだ大丈夫ですが、
それでもあと数年、多く見ても十数年ですかね。
四十年近く掛けて増えたPTの人数（凡そ1万数千人）が、今では
毎年同じ人数近く増えるのですから既に飽和状態と言っても過言ではないです。

待遇も低下しお先が暗い情勢ですが、一番大切なのはやる気と熱意です。
本気で真剣にやれる熱意・やる気があるなら、臨床実習や就職も大丈夫です。
そういった方を病院や施設は求めているのですから、入学してから卒業後もその
モチベーションを保てる自信があるのなら何も心配せずに突き進んで下さい。
就職活動の時、非常に熱意ややる気のある人達は
どんなに倍率が高くてもみな自分の希望する所に就職しましたので。
それに本気でやっていれば待遇などはその後についてくるものです。

給料・待遇＞＞やりがい、単に資格が欲しいといった人などだったら
私は絶対にお進めしません。

そんな方は恐らく臨床実習でつまずきます。
就職しても日々の業務の多忙さや、休日が勉強会などで潰れるのは当たり前で、
それに見合った待遇が得られないことに対する不満などが募り辞めたりします。

あくまで一個人としての意見として参考にしていただければ幸いです。
なかなか答えが出ず辛い時期でしょうが、後悔しないよう頑張って下さい。

Answer 2

理学療法士です。

毎年1万人近くが国家資格を取得し、PTとして病院などに勤務していきます。

今でている求人数からいくと４～5年後には求人がなくなるのではないかと言われています。

またそれに伴い、理学療法士・作業療法士養成校の存続というのも危機的な状況になります。PT・OTがあまっているのに新たにPT・OTをつくらなくてもいいよとなってくると思います。

10年後にはPT・OTの養成校があるかどうか・・・。専門学校は大学に形を変え、存続していくか、閉校となっていくと思います。

一方、社会的情勢から見て、現在、大学生の約3割が企業の内定がもらえないという状況があります。

大学を出ても、就職すらできるかどうかわからないという危機的状況です。

そのような状況をふまえれば、3年もしくは4年学校に通って国家資格を取得すれば、なんとか食べていけるだけの収入は得られます。

最近の学生は社会人からPTを目指す人も多く、国家資格を取得し安定した生活、収入を得たいと考えている人が多いのです。

しかし、一方でやりがいやどうしてもPTになりたいと思っている学生は少なくなってきているように思います（学校の教員談）。

そのような学生が多い中であなたのようにどうしてもPTになりたいといった熱意をもった方は貴重な存在で、その熱意をもって努力していけば就職難の時代でもかならず就職できます。

私は今、老健に勤務しており、面接なども行なっていますが、採用基準はやはりその人の人間性、周りのほかのスタッフと協調してうまくやっていけるかどうか、仕事に対するモチベーションはどうかなどが基準となります。

単に成績がいいとかだけでは今の時代、生き残れません。病院や企業から求められる存在、コミュニケーション能力・自己アピール能力・周囲との人間関係がうまくとれるかなど人としての能力が求められる時代ですので、頑張ってください。

私はあなたは理学療法士の道に進むことをおススメいたします。