MOSと日商PC検定とは全く出題形式が違います。MOSに合格した後で、あらためて日商PC検定の試験対策をしないと3級でも合格は難しいと思います。 MOS検定は、様々な機能を覚える試験ですが、日商PC検定はそれらの機能を活用して実務に限りなく近い作業を行います。 文書作成では、与えられたデータをもとに既定のフォームに必要事項を入力して文書を作成します。与えられたデータをフォーム中にどのような形で入力するかというスキルが要求されている訳ですが、この作業を時間内に終わらせることができればMOSで学習したような機能を使っても使わなくても合格になります。例えば、置換機能を使わずに、複数の文字訂正を1つずつ手作業で行っても構わないと言う状態です。 特にデータ活用は3級でもMOSよりも難しいと思います。データ活用では、与えられたデータを分析して要求されている結論を導き出します。データを分析するにはピボットテーブルやVLOOKUP関数などMOSのエキスパートレベルの知識が必要です。また、MOSでは出てこなかった文字列操作関数(MID関数など)も必要になります。が、ここでもMOSで学習した機能は使っても使わなくても、時間内に正しい結果が導き出せればそれでいいことになります。例えば、絶対参照を忘れた人は、式をコピーせずに同じような式を1行1行手入力しても構わないと言うことです。 もちろん、文書作成(Word)でもデータ活用(Excel)でも、様々な機能を知っている人の方が時間内に試験を終了させるのに有利であることは間違いありません。ですから、MOSと日商PC検定の両方を受験する場合は、MOSスペシャリストレベルを合格してから日商PC検定3級にチャレンジすることをお勧めしています。
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