解決済み
法律の素養がありますか? 勉強に専念できますか? 注意すべき点は、民法と会社法(憲法は同レベルか、もしかしたら行政書士試験のほうが難しいかも、司法書士試験は学説が多いのでその場で考えます。)は行政書士受験勉強のときから、深く勉強(過去問は司法書士のものを使う等)しておくことです。(しかし、行政法をおろそかにしてしまえば、行政書士試験でアウトです、この部分で司法書士専念受験生と比べると遅れをとります。致命的です。) 正直に申し上げますと、行政書士と比べると司法書士の試験は、想像以上に大変です。深く理解していないと合格できません。行政書士は、確かに最近の問題は難化していますが、とはいえ60%で合格です。司法書士は80%以上です。この差20%は凄まじい差です。しかも、範囲が膨大です。 とはいえ、一つの択一問題だけ解いてみると、あまり差を感じないかもしれません。つまり、司法書士試験が60%で合格なら、難易度も同じぐらいかもしれません(同一の試験範囲としたら)。また、試験の範囲でいえば、確かに、民法、会社法や憲法がかぶりますね。この点は有利です。 しかし、行政書士試験で理解すべき範囲と司法書士試験で理解すべき範囲にはとても大きな差があります。簡潔にいえば、行政書士は法律の基礎知識とテクニックで受かります。司法書士は他人にわかりやすく説明できるくらい理解していないと、厳しいです。 民法の相続でいえば、法定相続人と相続比率(持分等)がわかる、が行政書士受験生。あらゆる、相続問題が絡んでも、一瞬で相続比率(持分等)及び金額を出せるのが司法書士受験生です。 そして結論ですが、もし法律をあまり勉強したことがなく、一日に勉強できる時間があまりとれなければ(または、とれたとしても)、まずは、行政書士に集中すべきです。また、もし来年司法書士合格を目指すなら、今すぐ司法書士に専念すべきです。この場合でも、今年の行政書士試験を受験する価値はありますが、行政法を勉強しないので、かなり不利です。 ちなみに、司法書士試験が終わったあとに、行政書士試験を受験される方は結構まわりにもいます。司法書士の合格発表までそわそわしますから、何かしていたいということで・・・・。司法書士の合格レベルに達している人は、行政書士は楽に受かります(行政法を怠らなければ) もし、一定レベルの素養(民法が好きとか、憲法の判例が好きなど)があり、一年間勉強に専念できるなら、行政書士→司法書士も良い選択肢ですね。資格試験を合格できるテクニックは共通していますから、近くに目標があれば、そのテクニックが身につくのも早いでしょうから(受かる、受からないはその人次第)。 以上参考までに。
なるほど:1
行政書士と司法書士を受けるなら、。行政書士は受けずに司法書士に専念したほうがいいのでは…?
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