友人が、都○○さんという人の所でスタイリストをやってました。 やはり楽しいのは、雑誌やコマーシャル等、所謂「業界」での仕事なので 芸能人、有名人に会える。 仕事場がスタジオやお洒落な場所で、いつも音楽をかけて撮影するので スタイリッシュな感じがする。 有能であれば雑誌の専属やスタジオ御用達になり、収入も安定する。 またモデルさんにスタイリングする商品は、有名ブティックやお店に借りに 行く訳ですから、お店と仲良くなれば、格安で洋服やアクセ、靴をわけても らったりする事もあるそうです。 しかし友人は、あまりにハードで辞めてしまいました。 というのも洋服や靴を借りて撮影に使ったあと、きれいにして返すのはスタ イリスト達です。 アイロンをかけほつれや破れは縫い直し、タグを元に戻してと大変で、中に は汚れがとれない場合もあるそうですが、その場合は自腹で買い取らされる 事もしばしば。 独立したばかりの彼女達の給料は月15万円ほどだったりするので、洋服の 弁償代金で借金し、生きてゆくのがやっという人も居るそうです。 撮影現場でも弟子の間は下働きですから、御師匠様の用事を言いつけられ 小間使いとしてこき使われるので、夜寝る暇も無かったようです。 過酷な状況に耐え一人前になって食える人は、ごく少数と聞いています。
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