・編集者になったワケは? もし自分に人並み以上の能力があるとすれば、 文章に関わることしかないだろうと昔から感じていたから。 新聞社もかなり受けたのですが、最終面接どまりだった。 今となっては、新聞社に落ちて良かったと思っています。 私には、あんな激務はつとまらない。 ・仕事で一番うれしいことは? 若いころは、とにかく自分が書いたり企画したりした内容が 印刷・製本されるだけでうれしかった。 今は、自分の関わったものが 多少のロングセラーになるとうれしいですね。 「あの懐かしい仕事が、まだ皆さんのお役に立っているのか」 と思うと、消えかけた胸の炎が再び燃え上がるのを感じます。 ・仕事で一番辛いことは? 年をとっても、まだまだ体力勝負の部分が残ること。 若いころと違って、寝不足になると「眠い」というよりも 頭の芯が渦をまくような感覚になって、命の危険を感じる。 そろそろのんびりしたいです。 かといって、現場を離れるのも本当は嫌なのだけれども、 ・転職を考えることがある? 別の業界に、という意味なら、ないですね。 「会社をかわること」は、むかし何度もやりました。 もう年なので、これからは安定と増収のことしか考えていません。 ですから今後、副業としてのライターの仕事は増やしてゆきたい。 こういうのは「転職」とはいわないでしょうけれども。 ・↑その理由は? ほかの業界に移るような年齢ではないから。 子どもが金のかかる時期なので、冒険している場合ではない。 ・職業病ってある? 映画、テレビ番組、小説、雑誌記事などを、 純粋に楽しめない。 面白ければ面白いほど、「この面白さのポイントは・・」とか 「この見せかたは・・」「この設定の処理のしかたは・・」など 作り手側の仕事を冷静に分析する部分が脳内に出現する。 ・今後本や雑誌が売れるためにはどうすればいい? 大部数の雑誌は、漫画を除いてもう無理です。降参。 読者層を限定した趣味の雑誌で、 やや豪華な編集をしたものは細々と生き残れるでしょう。 単なる情報発信誌は、ネットで十分だと私も思います。 書籍が売れるためには、というより生き残るためには、 ベストセラーよりロングセラー指向で 真摯に作り続けるほかないでしょうね。 もちろん、再販価格維持制度は死守すべきです。 ・好きな一冊は? 一冊というのは難しいですが、 死期が近づいたころに読み返したいのは 堀田善衛さんの作品ですね。 ・尊敬する人は? 最初に入社した版元の営業部長(故人)。 ・目標は何? この厳しい時代のなか、 子どもを不幸にしないように 合法的なあらゆる方法を使って収入を維持すること。
なるほど:1
>編集者になったワケは? 子供のころから「文章を書く」くらいしか特技がなく、 他の仕事をやっている自分が想像できなかったから。 >仕事で一番うれしいことは? 完成冊を送った取材先からお礼の電話をもらった時 >仕事で一番辛いことは? クライアントの要求が曖昧で、企画提案から先に進まない時 >転職を考えることがある? あります >↑その理由は? 家族を養えるくらいの給料がほしい、若くないので午前様が続くと辛い >職業病ってある? 腰痛、肩こり、眼精疲労、睡眠不足 「この表現、いつか使おう」と気に入ったフレーズをメモしてしまう >今後本や雑誌が売れるためにはどうすればいい? 本も雑誌もネットに勝てません。今後紙媒体は斜陽だと思います。 >好きな一冊は? 山月記 >尊敬する人は? 自分にはできないことをしている人すべて 「この人の下で働きたい」と最近思ったのは、コー●ーのゲームシナリオライターさん >目標は何? 今年の目標は、部下の教育と交渉術のアップ
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