現在、臨床心理学の講座に所属している大学２回生です。大学在学中に、日本福祉大学で社会福祉士の通信を勉強し始めるのは無謀で…

Question

現在、臨床心理学の講座に所属している大学２回生です。大学在学中に、日本福祉大学で社会福祉士の通信を勉強し始めるのは無謀でしょうか？以前から、子どもの諸問題（発達障害・子どもの虐待・子どもの貧困）などの問題解決には、教育・福祉・心理の連携が不可欠だと考えていて、それぞれの諸分野を勉強した上で、ソーシャルワーク的なことがしたいと考えています（具体的な仕事名などは決めていませんが）
私が今所属している学部では、心理しか学ぶことが出来ず、とりあえず心理の勉強を今しています。教育については教員免許の取得を大学のプログラムで考えています。ですが、福祉については何も知らず、しかし、将来ソーシャルワークがしたいのであれば、一番コアになる部分なのではないかと思い、少し焦っています。

そこで、上記したように、日本福祉大学の社会福祉士コースに通信で入学しようと考えたのですが、ご存じの方もいらっしゃるように、私が今の大学に在学している限り、正規の入学は出来ず、「科目等履修生」という扱いで、社会福祉士の免許は取れません。
大学を卒業してからという考え方もありますが、一番やりたいのは、社会福祉士に向けた勉強だと考えると、あと２年間何もしない、ということはどうなのかと考えてしまいます。
科目等履修生という形でも、勉強することに意味はあると思うのですが、やはり資格がないと結局将来役立たない気もします。お金もかかるので、慎重にもなります。

長々と書いてしまいましたが、ご不明な点あればお知らせ下さい。
よろしければ、皆様の率直な意見をお伺いできればと思っています。よろしくお願いします。

Answer 1

現在、社会福祉士として相談業務に従事している者です。

私も大学時代の専攻は臨床心理学でした。

その後、大学院で勉強する傍ら、社会福祉士の受験資格を得るため、1年半通信過程の専門学校に通って、やっと「社会福祉士」の資格を取得しました。

私は質問者様とは異なり、「臨床心理士の職名では自分のしたい仕事はできない。」と気付くまでに３年かかりました。

あなたは「教育・福祉・心理」の連携が、児童福祉の問題の解決には必要だと考えていらっしゃるのですよね。

発達障がい児、被虐待児、虐待児など、様々な問題を抱える子どもとその家族のこころに直接的にアプローチする立場ではなく、連携体制を整えるといった環境を調整する立場にまわりたいという理解でよろしいでしょうか？

今、大学２年生なのであれば、これから専門課程に進んでいきます。
焦る気持ちはわかります・・・が、今学んでいる学問は必ず、これからあなたがソーシャルワーカーとして働いていく礎になります。

いつかあなたがワーカーとして働き始めたとき、「真面目に勉強していてよかった。」と感じる時が来るはずです。

こころを学ぶということは、自分自身を見つめるということです。とても苦しい作業ですが、自分を知ることが他人を理解することにつながります。

せっかく、臨床心理学を学べる立場にいるのだから、今学べる学問を精一杯学んで、今後に生かしてほしいと思います。

社会福祉の諸制度なんてころころ変わるものですから、今焦って勉強することないですよ（＾＾）

『急がば回れ』です。

待っています。頑張ってくださいね。

Ｐ．Ｓ．

社会福祉主事任用資格が取れる科目を履修しといてくださいね。
大学２年生で自分の進路についてそこまで考えられているなんて素晴らしいと思います。