教えて!しごとの先生
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通訳の方に質問です。

通訳の方に質問です。私は将来の目標のひとつに漠然と「英語⇔日本語の通訳になりたい」というものがあるんですが、 ・通訳というのはどうい う風にカテゴリ分けされているんでしょう?テレビで良く見掛ける外国人歌手の通訳をしている方はずっと歌手や芸能人相手の通訳者なのでしょうか。それとも歌手等も相手にするけど、政治家等の通訳もしたりしますか? でもやはりどのジャンルになってもそれ相応の知識ってかなり要りますよね? ・自分が希望したジャンルの世界での通訳は希望通りに出来るものでしょうか。 ・日本で仕事したい場合、海外で仕事したい場合に受ける試験に違いや種類などありますか? ・下積み期間などありますか?大体何年位でどの様な事をしますか? ・通訳者になるまでに何年どうやって英語を勉強していましたか? ・通訳者の現状はどういったものですか?試験の倍率、仕事の現実、生活への影響、勉強の仕方、などなど… 質問が多くて申し訳ありませんが回答頂けると幸いです。

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    現役の通訳者です。 英・中・西の三か国語をマスターしており、母語は日本語です。 英⇔日の会議通訳を中心に、中⇔日の会議通訳も行っています。 その他英語での通訳案内業務も不定期に行っています。 通訳者はそれぞれ自分の得意とする分野がありますので、会議通訳者は会議通訳のみを・メディア通訳者はメディア通訳のみを行う場合が多いと思います。 通訳者としてデビューする前の訓練を積む(養成)段階で、すでに将来の住み分けが徹底されている場合が多いです。 下積み期間に関しては現時点での資質や実力が人それぞれ異なるので、はっきりとした年数でお答えすることは困難です。 外国語力・母語能力・専門知識ですが、ともにピラミッドの頂点のさらに頭頂部分に位置するくらいの実力がなければスタートラインにすら立てませんが、通訳者として通用するだけの資質と実力が伴っていればすでに通訳者として活躍しておられる先生に弟子入りしたり、通訳学校で学んだりして技術を磨きながらチャンスを待つと良いと思います。 実力によっては師事している先生から通訳派遣会社や企業への紹介をいただける場合もありますので、独学よりもまずは専門の先生に師事して通訳技術を磨いたうえで派遣会社のお世話になると良いかと思います。 英語の習得を含めて一から学びたい場合は、語学系専門学校の通訳コースで学ばれるのも良いと思います(就学年数は二年から三年が多いです)。 入学時TOEICスコア400程度の方を卒業時には800~900程度に押し上げるだけの教育を施すノウハウを持っていますし、通訳派遣会社への紹介を含めた進路指導がきめ細かく設定されている場合が多いのが、弟子入りや通訳スクールで学ぶのとは少し違う利点だと思います。 専門学校であれば専門卒の学歴と専門士の学位が得られ、二年時あるいは三年時から大学に編入することも可能です。 通訳者に必要な学歴や資格は一切ありませんが、通訳案内業務を行いたい場合は「通訳案内士」という国家資格を取得する必要があります。 その他、日本・海外を問わずに就労したい国で就労が認められたビザや永住権を取得していない場合は、ビザや永住権を取得することが必須です。 自分がどの分野の通訳者として通訳業務に携わりたいかをよく考えて、そしてそれぞれの志望分野の専門的かつ高度な教育を受けられることをお勧めします。 忘れてはいけないのが、通訳者は完全フリーもしくは派遣会社から必要な時に必要な時だけ時給いくら・日給いくらでお仕事の紹介を受ける準フリーの就労スタイルで働いている方が多いということ。 ゆえに下積み時代は安定した報酬を得ることが困難ではありますが、志望する分野を間違わなければ技術を磨いて安定した報酬と依頼を受けることは十分可能です。 (観光・司法・メディア分野に関しては、技術を磨いて人脈を築いてもそれが仕事につながらないのが現状です) 私の場合は英語の勉強を本腰入れてスタートしたのが社会人になってからです。 学生時代には英語は日常会話程度が話せ、ペーパーテストはまあボチボチ程度の成績でした。 これではとても通訳者にはなれないと本腰を入れた勉強を開始しましたが、留学をしたり語学学校に通ったりはしていない純然たる独学です。 英語のニュースをかけっぱなしにするなどして、英語を聞くことのできる耳…俗に言う「英語耳」を作ることから始めました。 もちろん読み書き/文法/単語(語彙数)も大切ではありますが、聞き取れない言葉を口に出して話せるわけがありませんから、まずは「耳から聞いて覚える」環境をつくることが有効だと思います。 費用と時間に余裕があるのなら語学学校(英会話学校ではだめです)に通うのも有効だと思いますが、自分で試行錯誤しながら自分なりの勉強法を築かれても良いと思います。 私の場合は英語は独学でしたが、通訳技術は会議通訳者の先生に弟子入りした後に通訳学校で学びました。 英語の勉強を進めるにあたり最低限用意するのは、 ◆筆記用具 ◆ノート ◆英和辞書・和英辞書 ◆国語辞典(ことわざや慣例句がより多く収録されたものが良いです) ですね。 和英辞書でなくて英和辞書を活用する習慣をつけ、少しでも英語に親しんでください。 それと同時に母語である日本語の勉強も怠らずに頑張れば、毎日2~3時間程度地道に努力すれば一年後にはかなりの成長を実感できることだと思います。 英和辞書は見栄を張らず、自分の実力に合ったものを選ぶことが重要です。 英語に自信がなければ初級から始め、少しずつ中級→上級とステップアップさせ一定の実力が身につけばその時点で始めて英英辞書を購入されると良いと思います。 各分野に通訳業務についてわかりやすく、かつ詳しく説明されたサイトがあります。 字数制限の都合でそれぞれの分野について詳しい解説ができませんので、参考までにこちらのサイトをどうぞ。 http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/t-wakaru/index.html

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