フリーランスの実務翻訳者です。翻訳についてのみ回答します。 (1) 通訳・翻訳業界全体について知るための参考資料を紹介します。なお、毎年1月に新しい版が出るようです。 通訳者・翻訳者になる本2025(イカロスMOOK) https://www.amazon.co.jp/%E9%80%9A%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%83%BB%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%9C%AC2025-%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9MOOK-%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%87%BA%E7%89%88/dp/4802213751 (2) 私を含めて、会社に雇われるのではなくフリーランスで翻訳の仕事をする人が多くいます。 (3) 英語の資格と翻訳の力とは直接の関係がありませんが、現役の翻訳者はTOEIC 900点以上または英検1級所持者が多いようです。これらの資格がなくて継続的にお仕事を得ているかたは、何らかの分野で人並み外れた経歴やスキルを持っていると推測しています。 (4) 翻訳会社に就職すると、多くの場合、コーディネーターやプロジェクトマネージャーと呼ばれる、社外の翻訳者に翻訳の作業を依頼する仕事をします。業界団体の日本翻訳連盟の法人会員リストを紹介します。今でも新卒の募集をしているかどうか、個別に問合せしてはいかがでしょうか? https://www.jtf.jp/about/member/corporate (5) 翻訳者志願者を対象にして、高い英語力がなくても翻訳者になることができるかのように宣伝する講座(不当に高額)があります。安易に申し込まないように注意してください。注意すべき講座についてわかりやすく書かれたnoteがありますので紹介します。 「英語力がなくても短期間でAI翻訳家になれる! AI翻訳アカデミーって大丈夫? 塩貝香織ってどんな人?」 https://note.com/sagi_291/n/n00a600b61448 中日新聞でも報道されました。 https://www.chunichi.co.jp/article/901927 最近では「AI英語ライター」を養成するという講座や「翻訳カレッジ」を名乗る講座も現れています。十分に注意してください。 (6) ご質問があれば歓迎します。 なお、ご質問者の現在の英語力を知らせていただけると、より適切な回答が得られやすいでしょう。 【質問者様へのお願い】他のかたの回答も知りたいため、解決済みとして早期に回答を締め切らないようにお願いします。
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