日本語教師として海外で勤務することについて ご覧いただきありがとうございます。 私（30歳男性）は外国人への日本…

Question

日本語教師として海外で勤務することについて

ご覧いただきありがとうございます。
私（30歳男性）は外国人への日本語教育に関心があり、現在転職を考えています。まだ日本語教育能力検定試験や420時間以上の日本語教師養成講座（以下、養成講座）を受けておらず、これから養成講座を受けようと思います。
また英語力はTOEIC 700点があり、ある程度話せます。その他の外国語は全く話せません。海外在住歴はありません。

そこで以下、何点か質問になります。

①日本語教師として海外で働く場合、おすすめの国や地域はありますか？
私は現在、マレーシアや台湾、フィリピンなどのアジア圏での勤務を考えておりますが、求人の数や生活環境、給与や物価、滞在資格のビザなどを総合的に考えた場合、おすすめの国や地域はありますか？

②現地の日本語学校への就職活動について
日本にいながら就職活動を行う場合、どのような手順になりますか？マイナビやリクナビ、ハローワークのような求人サイトはありますか？また日本にいながらオンラインでの面接ができる求人は多いですか？できれば日本にいながら内定をもらえると助かります。

③日本語学校以外での勤務について
例えば日系企業の海外駐在員として働き、現地の方に日本語を教えるといった仕事は多いですか？教師以外に日本語を教える仕事があれば、それもいいかなと思います。

④その他アドバイスや注意事項などについて
何か知っておくべきことやアドバイスがあれば、教えていただけると幸いです。

日本語教師としてのご経験のある方、海外在住のご経験のある方はもちろんのこと、それ以外の方からも幅広いご回答をお待ちしております。

Answer 1

①あなたが挙げている国の他にタイやベトナムも有力候補になります。治安も良く求人数も多いので。

②日本村などの日本語教師求人が掲載されるサイトから応募すると良いです。オンライン面接で日本にいながら内定も取れます。

③日本語パートナーズという公的なプログラムがあります。日本語教師というより現地人の日本語教師をアシスタントする立場になりますが。

④怪しい日本語学校も結構あるので気を付けた方が良いです。求人内容と実際の待遇が異なる話はよく聞きます。現地人みたいに生活できないと毎月赤字になるような給与です。水シャワー、エアコンなしのアパートに住み、毎食現地の庶民食を食べていれば赤字を避けられますが、それなりのところに住み、日本食を食べていると大赤字になります。そこそこの品質のものは日本よりかなり割高です。DAISOやUNIQLO水準でも東南アジアでは高級ブランドになり日本よりはるかに高いです。

Answer 2

①求人数は日本語を習いたい外国人の数に比例します。だから、多いのはベトナムとか、バングラデシュ、ネパールなどですね。
給料は、現地教員並みです。そもそも途上国の生徒が払える学費から見たら、日本円にしたら激安の給料になって当たり前です。現地で現地人と同じ家に住み、現地の飯を食べ、現地人と同じレベルの暮らしするしかないです。だから何年も働いても日本に来たら、全く貯金なしです。だから現地で一生暮らす覚悟が必要です。
②基本は国内で応募して、面接です。色々なサイトがあります。
③全くありません。あるのは日本国内で駐在員になる日本人に英語を教えるか、現地の駐在員に現地語を教えるしかない、外国人に日本語教える仕事はないです。
④海外で働く日本語教師は、そもそも対象としている生徒が途上国に多いから、どうやっても金にならない仕事です。先進国だと趣味で日本語学ぶ人が少なすぎて日本語教師の仕事はほとんどなし、また先進国の日本語教師は日本語学で大学院に行き博士号くらいは求められる。
また国内での日本語教師も、生徒の多数派がベトナムなどアジア最貧国から来ているから、こちらも給料は厳しいです。ただ国内の日本語教師なら一応、日本国内で生活出来る。

海外勤務の日本語教師は何年働いても、日本円にしたら数万円くらいの給料で、現地でしか暮らせないです。だから、その国に永住して、日本に戻らない(金がなくて戻れない)覚悟で行くしかないです。

Answer 3

海外求人も流れがありニーズがあるところに行けば日本語教師の経験がなくとも職はあります。

①中国の求人にはそこそこ知識がありますが、ほかは何とも。
ここ最近中国での求人は厳しくなっており、外国人教師の大量雇止めがあったりもしています。政府自体が増えすぎた大学生を向上などの現場職に向かわせたいと考えていますので、教養メインの外国語学部はまだ数を減らすと思われます。ベトナム、タイはまだ需要があるようですね。

②邦人の方の採用窓口は大体国内です。わざわざ現地に赴いてすることは少数でしょう。
・国際交流基金の日本語パートナー
・日本村というサイトでの求人情報
・日本語教師の集いというサイトでの求人情報
・日本語教育学会のサイトでの求人情報
この辺りがメジャーどころです。パソナ香港あたりがもっている外国人向けのHPでもヒットすることがありますね。

③駐在員で日本語も教えるというケースは一般企業ではほぼないでしょう。
人材派遣自体を生業としている技能実習生の送り出し期間は人集めと日本語教育がメインになりますので、送り出し期間での駐在員（一般に駐在員とは呼びません）であれば業務に日本語教育が入ります。

④心づもり
書面は目安程度に思っておいた方がいいかも。聞いてたんと話し違うぞというのはよくあります。いい場合もありますので、そういうこともあると思っておきましょう。事態が変わったからそれに合わせて物事が変わることは往々にしてあります。ブチ切れるのではなく、「そうなんですね。大変ですね。では、私もできる範囲で合わせますよ」とパッシブアグレッシブで対応しましょう。アバウトに予定は考えておいて、細部は確定した後から作り上げましょう。その結果、そこそこのものにしかならなくてもそれは環境のせいです。
万全に用意していたのに、その科目自体が新学期始まった後に変更替えとかもあったりします。でも、契約書面の給料が上がることもあります。なので、良いこともいきなり変更の対象になったりするので、いろいろひっくるめてアジアはそんなものです。

Answer 4

①フィリピン
②先ずは日本の国際交流協会でボランティア推奨
③全く無い(本人次第)
④思いつきとしか思えない内容の質問ですね、
ハローワークで「海外」「フィリピン」検索できますので
どんな仕事があるか見てみると良いでしょう。