福岡県庁の上級に合格したんですけど、国税専門官と迷っています。 県庁上級は幹部候補と聞いたのですが、県庁の中でも半分くら…

Question

福岡県庁の上級に合格したんですけど、国税専門官と迷っています。
県庁上級は幹部候補と聞いたのですが、県庁の中でも半分くらいいますし実際はどうなのでしょうか？幹部候補なら本庁課長くらいには普通の出世くらいでなれるのでしょうか？
また、国税専門官は体育会系な気質があるとのことでビビってしまってるんですけど実際はどうなんでしょうか？県庁と国税の人柄は違うと思いますか？それとも部署次第で全然県庁と国税ってだけで人柄は違わないと思いますか？

Answer 1

bur********さん

私はいつも、
国家一般職や国税専門官は「強いチームの2軍」（ただし、絶対に1軍には上がれない）
都道府県庁や政令指定市の大卒採用は「弱いチームの1軍」
だと言っています。

国家一般職や国税専門官は上に総合職採用がいますから、ある程度以上のかン部にはなれません。何千人かに1人は地方の国税局長になれるようですが、地方国税局の部長になれれば大出世、定年前に田舎の税務署長になれれば御の字です。

これに対し都道府県庁の大卒採用は、高い評価を得て出世すれば県庁の部長、誰か1人は副知事にもなれます。

ただ、幹部候補生と言っても国家公務員総合職のようにある程度の幹部になれることが約束されるわけではないので、評価が低ければ管理職になれないで終わる人もたくさんいます。

平均すれば本庁の課長か、それと同格の出先機関の所長くらいになれるかもしれませんが、エスカレーター式になれることが保証されているわけではありません。

国税に勤めれば仕事の範囲はある程度限定されますし、「何を・どうするのか」を決めるのは総合職がやるので、基本はそれに沿って決まったことをやる現場仕事です。

これに対し県庁の事務系なら、福祉か農業か商工か土木か観光か環境かそれらの出先か、それとも人事や財政といった管理部門か、どんな仕事に回されるかわかりませんし、

例えば最近ならコロナの患者をどうやって受け入れるか、といった決まったやり方のない、自らどうしなければいけないのかを組み立てる仕事に取組むこともあります。